Bla Bla Blaパフォーマンス初期の1曲

アルバム”Vague Souvenir”に捧げられるこのブログで、あなたをアルバムの世界へと運び、この曲から私達が感じること、バンドやクルーにとっての意味を分かち合い、それぞれの曲に新しい視点を与えたいと思っています。今週は、Bla Bla Blaのセットでパフォーマンスをし、一緒に瞬間を生きた、アルバム1曲目の”The Mightiest Of Guns”についてです。来週はアレックス自身がこの曲、他のメンバーの誰も聴いたことがなく、その選択に驚いた”The Mightiest Of Guns”について、彼自身の視点を分かち合ってくれます…
 
−ステファニー
 
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Bla Bla Blaパフォーマンス初期の1曲
 
The Mightiest Of GunsはアルバムVague Souvenirの1曲目であり、Bla Bla Blaのセットで演奏した曲の、最初のものでもあります。パフォーマンスは、11月に行われました。アレックスの誕生日の数日後でした…そしてBla Bla Blaまでの数日間、更に当日も彼は酷い風邪で体調を崩していたのです…パフォーマンス前日、早朝に行う生演奏をキャンセルするよう彼を説得しようとしましたが(体を休ませるためにBla Bla Bla自体の延期も考えていたのです)、アレックスにとっては質問ですらありませんでした…彼は歌いたかったのです…彼はこの瞬間を人々と分かち合いたかったのです…彼はスタジオBで寝ずにリハーサルを続けていました!
 
リハーサル自体もとても特別で、とても激しく、情熱が溢れ、リアルでした…スタジオBの親密さ、薄暗い光の中で、バンドは全員で曲を練習していたのです。このアコースティックパフォーマンスには全員が関わるわけではないのに…
 
そしてショー当日の朝、彼は、その時の気分次第で歌えるかどうか決めるという風に、私達に言いました…これは遠回しに、現時点で自分を止める方法はないと伝える、彼なりの方法です…笑
 
Bla Bla Blaはいつも感情的で、とても激しいもの…そしてこの時も例外ではありませんでした…ショーは素晴らしいものでした…ライブパフォーマンスはそれに新たな方向性を与え、それまでBla Bla Blaで経験したことのないソウルフルなタッチを加えたのです…特別な瞬間、それは今日でも、言葉で表すのは難しいです…パフォーマンスの後、セットに戻って来た時の雰囲気が全てを物語っていると思います…深いノスタルジアの感情がありました。古くて、霧がかっていて、霞んだ思い出が突然クリアになったような…Bla Bla Blaが終わってから、その曲を聴けば聴くほど、あの時感じたノスタルジアは、その全てではないと感じます…もうその感覚は合わなくなっていました。何かが違うと思っても、はっきりと理由や原因が分からない時のような…それと同じような感覚です。私にとってのこの曲のパズルに、一つ欠けているピースがありました…購い、救い、自由についての曲…去年多く語ったこと…会話の中にいつも戻って来る話題…いつも理解していると思っていて、でも、明日を決めるものは、昨日起きたことではなく、昨日起きたことに対して、自分の心の中に抱く平和だと理解するまで、一度も本当に理解したことのない話題。この曲はそれを思い出させます…音楽がどれだけパワフルかを…
 
そして何となく、本当に何となく、この特別な瞬間は、その後に起こるより大きなもの…そう、Vague Souvenirの根底になったようにも思います。
 
-ステファニー

Comments (1)

  • 武藤 隆

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    Hi,
    Alex.

    名古屋で待ってるから。

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