The Story Of A Journey

シンガーソングライターであるアレックス・フォスターを招き、この素晴らしいアルバム“Vague Souvenir”の曲の裏側にある物語を再び訪れ、この音楽の旅のユニークさを決定づける感情的な流れの独特な内省を私達に見せてもらうために、”The Story Of A Journey: From A Spark To A Song”(“旅の物語:閃光から曲へ”)というブログのアイディアを練っていた時、普段曲の意味について説明することに消極的なアレックスが、少しでも、このアルバムの曲たちに彼が描いた見えない色を私達に見せてくれることを、真に願っていました。

私達は2週間前、彼が日本にいたときに、メッセージを書きました。それについての彼の答えに、既に、彼にとって”Vague Souvenir”がどのようなものであるかについてのヒントが書かれていました:

“やぁ、ステファニー、メッセージありがとう…”From A Spark To A Song”のアイディアはとても面白そうだね…特にこの”Vague Souvenir”のような心の込もったアルバムにとっては…。親密なプロジェクトには賛成だよ。曲に対する僕の考えは、このアルバムの魂のもっと奥深くに行きたいと思う人々にとって、違った視点を与えるかもしれない。僕の気が進まないのは、僕個人の感情を明らかにするとか、親密な瞬間の欠片を紐解くというアイディアのせいじゃなくて、主な理由は”Vague Souvenir”が、全ての人にとって、彼ら自身の旅を定義したり、彼ら自身の解放の色を再定義するための招待状だからっていう事実だよ。もしも”From A Spark To A Song”のブログでの言葉が、補われる自由を誰かから奪うことになったら、それはとんでもない恥だ。自分を解放するまでどれだけかかったか、僕は身を以て知ってる…ソングライティングのブログのために、高揚する自由のエッセンスを妥協したくないんだ。

僕を知っているだろう、ステフ。僕は自分の光と闇の性質をさらけ出すことを惜しんだりしない。でも、これを“全てはアレックス”っていうタイプのおかしなものに変えることで、このアルバムの真の本質を妥協したくないんだ。ソウルフルで力を与えるようなアルバム、その正直さ、その不完全さと儚さ、もう一度夢を見ることへの招待、過去から自由になり、ありのままを生きることへの招待…それだけが僕にとって大事なことなんだ。残りは簡単に野望の被害者に成り得るかもしれない。だからこそアルバムを、操作されたマスメディア商品にすることから避けたんだ。僕は同じ理由で、いかなるマーケティングプランも、大企業の大きなアイディアも拒否したんだよ。プロジェクトにしては本物すぎるし、感情的な旅にしては正直すぎる。これはありのままなんだ…僕はそれを磨いたり、再び書き直したりしたくないんだよ…このアルバムは、再び起き上がることへの期待なしに、自分自身へと死ぬことについてなんだ。全てを手放すことによってのみ、このアルバムを生きることができるんだ。君も分かっているだろう…そして君は僕を知っている…一瞬でも特別に感じるために自分自身を売ったりしない。これは解放と生きることについてなんだ。僕の作曲の視点についてじゃない…意味が分かるだろう…

“From A Spark To A Song”の正直な正当性を僕が信じていないとか、このプロジェクトに対して僕が十分リアルじゃないとかという風には考えて欲しくないよ。僕はプロジェクトをして欲しいと懇願されるのを待っているような、ロックスターじゃない。僕は本当に”Vague Souvenir”へと身を捧げた。だから感情的な休みが少し必要なんだ。僕の気持ちとして、死ぬ覚悟ができていないままでは、どんなものにも関わりたくないんだ。僕は、アートがそのように振る舞うことでレイプされ続けて来た、営利目的の偽物の一般的なピースや魂のないプラスティックと共に、有名になるために身売りしたくだらないものを、もう十分見て来た。リアルになるんだ。そうでなければ、僕はエンターテイメントビジネスに餌をやる、意味のない雑音に、このアルバムを加えるだけだ。それについては、君に戻すよ。でもとても良いアイディアのようだ。良くやったね。ブログの名前が気に入った…僕だったら25文字のプロジェクトタイトルになってたよ…笑

ねぇ、ところでさ、僕らが初めて日本に来てから5年経ったなんて信じられる?まるで昨日のことのようだよ。またここに、家に帰って来られて、とても気分がいいよ。”Vague Souvenir”を書くために全てを捧げた後、日本は、僕が本当に来たかった場所なんだ。ちょっとオーバーなくらいスピリチュアルに聞こえるかもしれないけど、ものすごい旅をした後にここにいることは、僕にとってとても重要な意味を持つよ。僕にとっての始まりの日だ…

じゃあね、またすぐに

Alex

ps:セフが寝る前に、僕が大好きだよって言ってたって伝えて…じゃないと、寝れないだろうから。笑

—–

日本での満たされた時間をどうもありがとう。アレックスは喜んで、Vague Souvenir特別ブログプロジェクト”The Story Of A Journey: From A Spark To A Song”に参加すると、私達に伝えてくれました。なので、全ての曲で彼自身の個人的な視点や、アルバムのビデオへのアイディアや、その他色々と話してくれます…見逃さないで下さい!ブログは毎週木曜日にリリースされます!

– Stephanie

Comments (4)

  • Tsugumi

    |

    私は、このアルバムが大好きです。だから、もっと深くこのアルバムについて知る事が出来るのはとても嬉しいです。ブログを楽しみにしています。でも、既に自分なりの世界観をこのアルバムに対して持ってます…知ることによって新しく発見が出来る嬉しさとギャツプが生じる事の怖れを持ってます…

    Reply

    • Momoka

      |

      返事が遅くなりすみません…
      心配しなくて大丈夫ですよ^^
      解釈に正解や間違いはありませんから!むしろ怖れるべきは、曲を聴いたり、歌詞を読んだりしても、何も感じなくなることだと思います。何も伝わって来ない…そう感じた時は、自分の心が閉じているか、バンドとしての魅力がなくなった時でしょうね。

      だから、今後展開されるブログは、“アレックスの視点”として受け取って下さい!きっと違って当然だとも、思うから、大丈夫ですよ!!!

      Reply

  • Yukiko

    |

    I want to listen the deep voice of heart… because I think that it’s sprit of song.
    Also it’s the one of my key for myself.

    Reply

  • Tatsuyoshi Shirai

    |

    The blog is seen happily.

    Reply

Leave a comment