Tour Bus Confessional: イギリス

Tour Bus Confessional
9月24日 ~27日:イギリス
ピンチ到来…

重要な日!やっと迎えた出発の日です!!モントリオールでの景色はこんな感じでした:待ち合い室のベンチで寝る。私達はとってもワクワクしていたのです!というか、それ以外ないでしょう?でも、同時に私達は疲れきっていたのです…することと言えば、迷いなく寝ることでした!!!私達は大所帯でツアーへと出発しました(今ではもう見慣れた光景ですよね?笑)
これがリストです…

– Alex (歌って、インタビューして、風を引いて…体調を崩して…そして体調を崩す!)
– Jeff (ギタリスト、本物のマネージャー以上にマネージャーの仕事をこなす、撮影の完璧な被写体!)
– Miss Isabel (当時は歌うだけで、キーボードは弾いていませんでした!…ああ、それと、料理!)
– Ben(私達にとって最高の免疫システム!)
– Sef(いつも通り、キングとして行動していました…)
– Moose (当時彼はまだMooseと呼ばれていませんでした…というか、呼びたくなかったのかも!)
– Matt “Big Byrd” (私が見た中で最も変な髪型をしていました-当時は“最も”と言えたんですがね!)
– YB (目に映るもの全てを撮影していました…そして撮影しながら寝ていました)
– Kanu (彼には多くのミーティングの予定があったのを、覚えていますよね…)
– Marjo (全ての雑誌や人権団体のインタビューの予定を管理していました)
– Miriam (写真の撮影!)
– Stephanie(そう、私です…ブログの訂正や翻訳をしていました)
– Izabel Desjardins (MuchMusicのカナダバージョン、Musique+のVJ!)
– Mr. Manager (彼自身でいること…それだけが彼にできることでした…)

飛行機に乗りました…モントリオールからロンドンまでの直行便!そしておよそ6時間半後に、ロンドンに到着しました…ロンドンのトロピカルな天気…雨に歓迎されて!何も文句はありませんでした…荷物も無事全て到着し(乗り継ぎなくて良かった!)、私達のツアーバスがすでに待っていたのです!そのツアーバスは…何と言うか、私達の予想したものとは違っていました!でも、まぁ、そんなに悪くなかったですよ!そこには人数分の寝台ベッドがありました。背が高い人にはフィットしませんでしたけど!YBは体をまっすぐにして寝ることが出来ませんでした!笑 そして後部には小さなリビングルームがあり、TVとプレイステーションがあったので、映画が見られました。私達は何となく、当時見ていた24シリーズを持って来ていたのです…笑 そして電子レンジと、ポット、小さい冷蔵庫と、4人がとても居心地悪く座れるだけの小さいテーブルが付いたキッチンがありました!そして小さなトイレも完備されていました(というか…実際そこで出来ることは限られており、誰も使っていませんでした。Mr.マネージャーを覗いては…)


ロンドン到着 & ツアーバス後方部にある“リビングルーム”

このバスの壮大さ…幸運にも、私達は一緒にいることに慣れていました!

最初に立ち寄ったのは、ミュージックストアです。というか、工場と言った方が正しいかも。John Henrysというお店でした…それはとても、とても古い建物の中にあって、階ごとに違う楽器が置いてあるのです。ここで私達はギアを借りました。メンバーはギターやエフェクターは、もちろん持って行きましたが、アンプやキャブを持っていくとなるとまた別の話しです。メンバーはまるでトイザらスではしゃぐ子どものようでした…そしてちょっとの理由で…あまり多く借りすぎることなく店を出ました…必要不可欠な物のみで!


ショーのためのレンタルギア

そしてようやく本当の旅が始まったのです…必要なものを全て揃えて!私達はノッティンガムへと向かいました!前に広がる景色に畏怖の念を抱きながら…あのような光景は見たことなかったのです…:)
そしてもちろん、スーパーで買い物をすることも欠かしませんでした…24時間オープンしているTescoに感謝です。少しの食糧調達ができました!全員がバスを下りると、そこはパーティーです!だって、誰がTescoで食糧だけでなく、服など色々なものまで変えると想像したでしょうか!メンバーは服の試着をして大いに楽しんでいました。Miriamが出来る限り食糧を調達しようとしていた間…というか、彼女は分からなかったので、Miss Isabelが行いました。考え得る限り、彼女が最高の代理でした…というか、彼女は電子レンジで作るレシピ本と携帯用ミキサー、別名”Magic Bullet”を持って来ていたんですよ…これは私達の初めてのツアーでしたが、常にジャンクフードを食べるなんて質問外でした!食糧調達と他の遊びが終わったあと、私達はバスに戻りました!

−レシピ #1: 冷たいビュッフェ
結果:買ったばかりの食糧で冷たいビュッフェをするとして、どんな間違いが起こり得るでしょうか?何て言うか…これしかありません…たった今買った3日分の食糧を、少し残しておく必要があると誰にも言わずに、全て出すことです。ほとんどがすぐになくなりました…少なくとも、水はありましたが…

-レシピ #2: Magic Bulletで作るキャロットポタージュ
結果:バスの車内をめちゃくちゃにする。証拠写真があります…

−レシピ#3: 電子レンジで調理されたピーチミートボール
結果:電子レンジを破裂させました。一度に1分までしか使えないと、誰も教えてくれなかったのです。肉を調理するために私達は25分の設定をしました。結果、電子レンジの調理本が全く使えないと証明しました…笑


レシピ #2の結果

私達は夜にノッティンガムに到着しました。何時だったかはもう覚えていません…でも、バスの中で待機するなんてことは、質問ですらありません…私達は外に出て、ロビンフッドの町を歩いて、探検しはじめたのです…そして私達がライブをするであろうライブハウスも!!!到着した時、ライブハウスはまだ開いていたので、中を少し見ることができたのです…ライブハウスの人がバンドのためにポスターを作ってくれていたことは驚きでした!!そしてイギリスのコーヒーショップ(他のお店も)がどれだけ早く閉まるかを知りました!笑 しばらく辺りを歩いたあと、バスに戻りました。(全て閉まっていたのです…ノッティンガムの夜は驚きがいっぱい!笑)

1日目の朝…私達は着替えることができませんでした。というのも服が入ったスーツケースはバスの下にあったからです…初めに学んだこと:毎晩着替えを手元に置いておくこと!ジェフが最初に起きました。歯を磨くために、水のペットボトルを取ると(スーパーの購入品の中で唯一まだ残っていたもの…)なんとびっくり!!ペットボトルが破裂したのです!まるで長い間振り続けられたソーダのように。水はそこら中に飛び散りました…そして皆を起こしてしまいました!そして、この“ミネラルウォーター”は、長い間バスの下に置かれ、振られていた“スパークリングウォーター”だったと気付きました…!その水を最後まで飲むことはなく、更にもう二度と買わないようにしました。


変わらないこと…スターバックス!

そして本当の“初日”が始まったのです…数名はノッティンガムの通りに行き、初めて会ったファンの人たちと一緒にフライヤーを配りに行きました!!!なんて感動的なんでしょう!!!全てが足早に過ぎて行きました…ショーは自覚する前に終わっていました…そしてその後は、まだ残っていたファンの人たちや、ホテルを予約済みだった人々と一緒に、近くにあるパブ(本物のイギリスのパブ!)に行きました…その夜はあっと言う間に過ぎて行きました…早すぎました!!!でも最高だったんです!!もっと残っていたかったのですが、バスの運転手さんが私達を待っていたので、早めにそこを発つ以外、道はありませんでした。(夜中のドライブの方が簡単で早いのです!)もちろん、マンチェスターまでの道のりで、24を観ました…というか、観ようとしました!ヨーロッパでの初めてのショーが終わったという興奮で、そのショーや、人々について話したりして、すでに流れたエピソードをもう一度観るという感じだったのです…;)私達がベッドに行ったのは、マンチェスターに到着してからでした!


The Rock City、ショーをしたライブハウス

ショーへの準備 & ショーの後のミート&グリート

少なくとも、私達はベッドに行ったと思っていました。これこそが寝台バスの不思議です…床に一番近い人は凍えそうなくらい寒く、中間に寝ている人は湿気に悩まされ、一番上にいる人にとっては、かなり暑かったのです。バスの室内温度を下げようなんて思っちゃいけません。バスの運転手は暑いのが好きなんです。彼は9月の終わりに短いショーツを着たかったのです。分かりますよね?だからバスはとても良く温められていたのです!私達は良く眠れませんでした。その夜も…その後もずっと!でも、別に気にしませんよね?だって今はマンチェスターにいるんですもん!最初にバスを下りたのは女の子たち!シャワーが使えないので、最初に見たスターバックスに入ることに決め、4人ともトイレへと入りました(ラッキーなことに広かった!)少し洗って、メイクをしました!そして1日の準備ができたのです!私達は町を歩いて、歩いて、歩きました!マンチェスターは素晴らしいところです!!!小さなカフェがそこら中にあって、全てのカフェにパフォーマンスのためのステージがある…音楽がその土地に根づいていることが感じられました…最高でした!!!すぐにサウンドチェックをして、ショーの準備をする時間になり…前夜同様、私達みんな緊張していました…ライブハウスはとても良かったです!”Night And Day Café”と呼ばれる小さな場所…カフェがあって、その後ろにはステージが…そしてステージの後ろには階段があり、地下へと続いています。そこに“バックステージ”がありました…文字通り、小さなロッジでした!!!


マンチェスターでのライブハウス、The Night And Day Café & Caféの内部

サウンドチェックが終わり、ショーの時間です!今回は、私達の前にパフォーマンスをするバンドがいました…そして彼らはすでにステージに上がっていたのです…ワオ!素晴らしいショー!!それともなければBig Byrdがお伝えしますよ…というのもこのライブハウスがサウンドの面で最も難しい場所でしたから…そしてサウンドエンジニアとして、音が良い時は気分が良いものです!観客の真ん中にいた私にとっては、最高のショーでした!前日のよりも更に良かったです!!!ショーの後はロッジに戻り、私達はとても特別なプレゼントをもらいました…


特別なプレゼント… YFEという名の森の一部

そしてロンドン…再び、夜のドライブ。より早く、より簡単…私達は気にしませんでした。だって…ワクワクし過ぎていたんです!2日間で大勢の人に会いました…あれは夢のようで、完全に非現実的でした!ショーの前と後に人々と会う…ワオ!正直…長年インターネットだけで会話をしていた人々と実際に会うことがどんな感じなのか、上手く説明できる言葉が見つかりません…これが実際に起きていることだと気付くのに2日かかったんです!笑 翌朝、私達はロンドンで目を覚ましました…そして驚くべきことに…スターバックスへと向かったのです!とてもクールな場所を見つけました…数人はそこで1日を過ごすことを決め、ブログを書いたり、修正したり、電話をしたり、ビデオを編集したりアップロードしたりしたのです!他の人たちは町へ行って、写真を撮ったり、インタビューをしたり、ロンドンがどんな場所かを肌で感じていました…:)


ライブハウスでのプロモポスター & ロンドンでのライブハウス、The Underworld

1日があっという間に過ぎて行きました…コーヒーを数杯飲んだあと(みんな数杯飲んでいましたが、アレックスが何杯飲んだかは覚えていません!)もう、すぐにサウンドチェック、そしてショーの時間でした。


The Underworldのバックステージ、ショーへの準備 & オンステージ!

ショーは素晴らしいものでした…それまで見たYour Favorite Enemiesのショーでも一番でした!!!そうです、私は泣きました。とても。そして笑いました。でも、この瞬間を前日マンチェスターで出会った人々と一緒に生きて、更に今まで出会ったことのない人たちとも一緒に生きることは、私にとって初めての経験だったのです…こんなことが起きるなんて想像していませんでした…でも、それこそがツアーでの経験の全てです!経験。分かち合い。生きること。それは最高です!ショーが終わり、バンドがバックステージに戻って来ました…そしてその興奮が伝わってきました!それはとても激しかったのです!メンバーがどれだけ自分たちを誇りに思っているかが、伝わってきました!そうして、すぐにミート&グリートの時間でした…私たちはライブハウスを追い出されたので、それが素早い行動へと繋がりました…私達はみんなミート&グリートの場所に行きました。(そして初めてそこが、ナイトクラブ/ラウンジ/ディスコというタイプの場所だと知りました)音楽があって、ダンスができました。そして私たちは踊りました。セフでさえも…彼が少ししか踊らなかったことは少し残念ですが!でも、私達は素晴らしい時間を過ごしました。イギリス全土から人々が来てくれたのです。それだけでなく、ヨーロッパの他の国の人たちも…


ミート&グリートの場所への道中 & ミート&グリートの終わり…数名いません!

これがイギリスの最後の日でした…午前2時頃にフェリーに乗り、フランスへ、そしてそこからドイツでのライブ前、少し休息をとるためにアムステルダムへと車で向かいました!

これはまだ始まりに過ぎません…信じて下さい!


イギリス出発…

−ステファニー

PS:最初は、それぞれの町でブログを書こうと思ったのですが、考えを変えました。十分に言いたいことが伝えきれていないと思いましたが…ブログか果てしなく長いことに今気付きました…でも私たちと一緒に当時に立ち返って、とても近代的なバスで行ったイギリスの旅を楽しんでくれることを願います…:)

コメント (6)

  • Kazuya@O2forGo

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    初めてコメントします。
    YFEメンバーのオフショットもたくさんあって、ついついじっくり読んでしまいました!
    ツアーがんばってください!

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  • Stephanie

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    Kazuyaさん、コメントしてくれてありがとうございます!!!
    ブログを楽しんでくれたようで、嬉しいです!このツアーはもう5年前になりますが、ブログを書いてみて、写真を見返してみて、そしてビデオを見てみると、まるで昨日のことのように思います…
    ヨーロッパでは色々なことが起こりました…このツアーで自分自身について、人生について、みんなが学びました…そしてあの時から、多くのことが変わりました!私達自身も、そしてツアーでの日々も!
    Your Favorite Enemiesのライブを見たことありますか?とても特別な体験ですよ!!
    −ステファニー

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    • Kazuya@O2forGo

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      返信ありがとうございます。
      実はまだYFEのライブはみたことないんです。

      ぜひ機会があれば行きたいです!!

      返信

      • Momoka

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        コメントありがとうございました!!YFEのライブは3夜あれば、3回とも違う、毎回が特別な瞬間になります!!今度日本でライブをすることになったら、是非遊びに来て下さい!

        今まで体験したことのない瞬間が味わえると思います!!!^^

        返信

  • Momoka

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    YFEの珍道中を、こうして一緒に辿ることができて嬉しいです!!
    旅にハプニングはつきものだけど、初めての海外ツアーとあって、そのインパクトも大きかったのではないかと思います!でも、ハプニングこそ、瞬間であり、後に笑い話しとして、皆で思い返せることだったりしますよね!まだまだヨーロッパツアー始まったばかり!残りの国の物語も楽しみです!!!

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    • Stephanie

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      そう、まだ始まったばかりだったんです…色々なことがこのツアーで起こりました…一生忘れない思い出、そしてある意味、現在の私達を作っていると思います…食べ物やその他に関しては、そうではないかもしれませんが、この経験はツアーでの生活や、私達の小さいアパートの外で一緒にいること、そして逆境に皆で立ち向かうことを教えてくれたんです…バンドとして、クルーとして、ファミリーとして、私達を強くしてくれました…

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