Archive for 7月, 2012

5年間、6人と、1つの精神

Your Favorite Enemies’ First EP
Interview Part 3
5年間、6人と、1つの精神

5年前、Your Favorite EnemiesがファーストEPを出した時のインタビュー最終章…とても遠い昔のように感じるので、互いの中で時に忘れたような感覚になる時間…

先週、Your Favorite Enemiesの精神は変わっていないと言ってくれる皆さんの反応を見て、とても嬉しかったです。そのコアは、今現在も変わっていないと思います。ここ数年で、変わっていたかもしれません…もしくは、変わるべきだったのかも…それぞれが違うことを経験し、異なる理解をしていると分かっているので…物事は変わり、進化します。でもYour Favorite Enemiesが今も自分自身に真実であることを、私は誇りに思っているし、そのことは止まることなく私を感動させ続けています。だって最近ではとてもレアだと思うから…有名になるために物を売り、そして単にそこにある“誇大広告”をキープするために流行に乗る…それは完全に人工的なもの。バンドの始まりから、Your Favorite Enemiesは何をしたいか知っていたのです…それは人々と共にいることでした。それこそ彼らがしたことです。当時の共通の“産業”理論に“失せろ”と言い、そしてそれは今日も続いています… 続けて読む

めちゃくちゃになる運命ならば…

Your Favorite Enemies’ First EP
Interview Part 2
Beautiful Mess

“Your Favorite Enemies…ある人にとってはバンド、他の人にとっては目覚め…元気で明るいファミリー、そしてある人々にとっては祈りの場…多くの人にとって人権活動者であり、または自立した自由思想家でもある…彼らが僕らをどう捉え、どう表現し、僕らにどう向き合おうと、YFEのバンドメンバーは誠実に兄弟、姉妹、愛する者たち、そして本当の友人であり続けるよ…”

Your Favorite Enemiesは常に、自らが信じることに対しての、そして信じなかったことに対してのはっきりとしたヴィジョンを持っています。5年前から物議を醸し出しているバンドの信念、“僕らは皆同じ”という考え…異なるバックグラウンド、異なる国、異なる言語に、異なる信念…しかし求めているものは同じ…愛されること、そして自分の場所、家と呼べる場所を持つことです。これが”And If I Was To Die In The Morning… Would I Still Be Sleeping With You”の曲全てに共通しているポイント…居場所を見つける感覚、バンドにとっても、そしてファンにとっても… 続けて読む

時を越えた心と魂

Your Favorite EnemiesファーストEP
時を越えた心と魂

音楽は時を越える…私達は訪れたり、出会ったり、発見したり、立ち去った場所や顔、空間や足跡は忘れるけれど…音楽はずっと忘れない。自分のペースで経験した様々なことの中に、音楽はいつも存在する…

ある特定の曲がいつも、行った場所や、出会った顔、経験したことなどを、思い出させる。
実際に何が起きたのかは忘れるけれど、音楽だけはいつまでも色褪せない。出来事を取り囲む全てのことがぼんやりとしていても、メロディーは水晶をクリアに保つ…

彼らが愛を込めて”Ceremony & Jubilation”と名付けた年の最中、Your Favorite Enemiesのバンドメンバーは、彼ら初のEP “And If I Was To Die In The Morning… Would I Still Be Sleeping With You”をリリースしてからの5年間で生きた様々な瞬間を、再び見返すことにしました。このEPについての初めてのインタビューで、バンドは何故このEPを作ったのか、そのタイトルに込められた意味について説明しています。 続けて読む

Let’s Trash 2006

Your Favorite Enemiesはこのようにして2007年を迎えました…というか、2006年はもうゴミ箱に捨てましょう!!!
 
アレックスの短い髪を想像できますか?
髭とすら呼べないセフは?
プラチナブロンドじゃないミス・イザベルは?
黄色じゃないビッグバードは?
セクシーカールヘアじゃないベンは?
髭がないムースは?
警察に注意されたので、パーティーを終わらそうとするジェフまで?
まぁ、これが5年前です! 続けて読む

Ceremony & Jubilation

2007年6月1日、Your Favorite Enemiesは、彼らの音楽を聴きたいというファンの要求に答え、バンド初のEP “And If I Was To Die In The Morning… Would I Still Be Sleeping With You”をリリースしました。バンドのオンラインストアのみ購入可能の5曲入りEPは、瞬く間に世界へと広がりました。バンドが驚くほど、ファンによってこのEPは温かく迎えられたのです。しかし、バンドとして暗く、難しい時期を過ごしていた中でのリリースだったので、メンバーは何年も前に自分たちのものになるはずだった多くの瞬間を、置き去りにして来たように感じていました。その瞬間を取り戻すため、”Ceremony & Jubilation”は生まれたのです。