近代の奴隷物語…?

近代の奴隷物語…?

私はYour Favorite Enemiesと何度も一緒にツアーをするチャンスに恵まれています…というか、彼らのキャリアの中で逃したショーは1度だけ!彼らと働き始める前の私は、最初のそして一番のファンだったということが分かると思います…笑

ツアーはいつも素晴らしい旅です…予定を詰め込んだかなり激しいスケジュールですが!分刻みのスケジュール、朝から(午前5時くらい)夜まで(午前2時くらい)…お分かりのように、3時間の長い夜が残されています!眠らない夜が何日も続くことを考えたら、そんなに悪くない方です!笑 私達は取れる睡眠時間をとても大切にしています!

ツアーに出ることはいつもストレスとなります…何が起こるか分かりません。準備したいだけすることができますが、何が生じるかは、予想できません。そして予想外の出来事というのが、頻繁に起こるのです!そして明らかに、自分たちで行う初めてのツアーで、足を踏み入れたことのない複数の都市でコンサートをするという事実へのストレスレベルは、一瞬にして最高潮に達するはず!出発日に近づけば近づくほど、そのストレスは倍増していきます!Your Favorite Enemiesにとっての初めてのツアーも、例外ではありませんでした!

一つ知っておいて頂きたいのが、カナダとヨーロッパでの電力あ違うということ。圧力も違えば、プラグの形も違うのです。そして国を変えるごとに、それも変わります…私達の当時のマネージャーは、もちろんそれを知っていたので、プラグだけのアダプターだけでなく、ステージ上で使用する大量のプラグ(メンバーのエフェクターだけでも相当です…笑)をサポートするための変圧器も持っていくように、私達に伝えました…出発2日前に!!!!!もちろん私達は言われるずっと前に考えていました。そしてリサーチをして、予め行く先のライブハウスに連絡をして確認を取って、全て問題ないようにしていたのです。しかし、何が起こるかは分かりません、ですよね?(これについては来週以降どんどん出て来ます!とても興味深いですよ!)多くのストレスを抱えながら、「ツアーの道中はこのマネージャーで大丈夫だろうか、他にこういう決定的なサプライズを持ってるんだろうか」という不安が沸き上がって来たのです…これが家から遠く離れる、本当に初めてのツアーだったのです!

そして電力のことについて考えられるだけ調子の良かったMr.マネージャーは、全く同じ日に、全てのショーで私達がヘッドラインを務めるかもしれないということを伝えたのでした。“全てのショー”で…!!!いくつかはローカルバンドと共に、しかしその他は私達だけで。その瞬間また違うストレスが訪れました…基本的に、ショーは私達次第だということは理解していました。全てを注ぎ込む必要があることは分かっていたのです。初めはショックでしたが、次第に無感覚になっていきました…もうすぐツアーが始まるというのに、何ができるでしょうか?事態を変えるには遅すぎるし、ローカルバンドに連絡をするにも遅すぎました(全く誰も知り合いなどいませんでしたが!)

なので、2007年9月24日の出発日の何週間も前から、メンバーはピットでリハーサルを続けていました…そして赤いライトに照らされた窒息しそうなくらい小さいワードローブでプレイする代わりに、本当のオーディエンスの前で本当のステージに立ちプレイするチャンスを得たのです。バンドはオンタリオで2つのショーを控えていました。オタワのMavericks BarとキングストンのMerchant Tap Houseです…太陽が昇る中、キングストンから午前5時頃に家に戻り、全く同じ日にヨーロッパへと旅立ったのです。なので、寝ずに運転して家に帰ったら、もうパッキングの時間でした!

ショーは素晴らしく上手くいきました…ショーそのものだけでなく、オタワとキングストンのショーの後に過ごした人々との時間も…この時間、この人々との特別な繋がりが、ストレスを少し軽くしてくれました…私達は分かっていたのです。それまでインターネット上で話しを続けてきた多くの人々とようやく、実際に顔と顔を合わせることができるのだと…本当のファミリーの再会です!

−ステファニー

コメント (1)

  • Tatsuyoshi Shirai

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    ツアーの大変さがよく分かりました。
    睡眠時間が少ないのは辛そうですね!
    でも一つ一つの経験がこれからの活動に役立つでしょう。

    PS今回のビデオでもまたSefが活躍していましたね…笑

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