また会おう、パリ!

Written by Your Favorite Enemies. Posted in From Upper Room To Higher Sky Tour

私たちは今フランスを発とうとしています。行き先はロンドン。10日間で25回のアコースティックライヴを行うCoffee House Sessionツアーをスタートするのです!パリで過ごした5日間は、本当に素晴らしいものでした。言葉で表すことができないくらいです!

パリでの滞在はとても忙しく始まりました。「Where Did We Lose Each Other」アコースティックバージョンのリリースについて、最終調整をしていたからです!このバージョンをようやく皆さんに披露することができるとあって、私たちはとってもワクワクしていました!オリジナルのロックバージョンよりはソフトですが、同じようにソウルフルで、深くて、激しいです!もしもまだ見ていなかったら、今すぐ見ることを強くお勧めします!!!!

「Where Did We Lose Each Other」は、アルバム『Between Illness And Migration』からの3rdシングルです。とても深くて、意味のある曲…アレックスが歌詞を書いたのは2010年。そしてこの曲は、彼が心と魂に平和を見つけるために、当時かろうじて囁くことのできた必死の祈りに対する答えとなっていきました。

アレックスがモントリオールの本部にいるカヌと、この曲のアートワークに取り組んでいた間(オンラインだけのやり取りで決めるのはすごく難しいです!)、ベンとセフはCoffee House Sessionsツアーの間に演奏するアコースティック曲のリハーサルをしていました…そのうち一曲は「Where Did We Lose Each Other」で、もう一曲はその日ごとに変わるんだと思います…!アコースティックセッションで、色々なオプションから選べるように、多くの曲を準備していました!アートワークの作業が終わったあと、アレックスがリハーサルに混ざりました。もう既に十分ソウルフルだったデュオに、更に特別なタッチを加えます。アコースティックバージョンのパワーと激しさに、私は毎回驚かされます…ただ、無感情にそこにいるということができません。それを望もうが、望むまいが、人を感動させる力強い何かが、そこにはあるのです!

そして木曜の夜、私たちはパリで特別なジェフの誕生日会を行いました!ちょっと日を遡らせて下さい…ビジネスのためにパリに行かなければいけないと分かったとき、ジェフの誕生日に何かできたらクールじゃないかと思いつきました。たとえ、彼の誕生日当日でなかったとしても、フランスはジェフだけでなく、私たちにとっても、いつも意味深い国だったので、大好きな人々と、この特別な夜を計画することはこれ以上ないくらいの楽しみでした!でもそれは、もっと早めにロンドンに行かなければいけないと、ジェフが私たちに伝えるまでです…全ての計画をキープし続け、このイベントをみんなに伝えたのは、ほんの数日前…そこからSNSを使い、ジェフに秘密にしたまま、このイベントの招待をみんなに拡散しました…ジェフは常にオンライン上にいます! 😉 幸運にも、ジュリエット&ヴァレリーが、本部にて素晴らしい方法で全てを準備してくれました!場所を見つけ、人々とコンタクトをとり、ジェフには絶対に秘密にしておくことまで…;)

イベント当日!ジェフと私は午後にミーティングがありました。そして、その少し後にBercy Villageというお店にて、残りのバンドと落ち合う予定でした。ミス・イザベル以外、全員そこにいました。彼女は“体調が悪いので、家にいることにした”のです…少しショッピングをしたあと、出発する時間。私たちとしては、少し焦っていました。というのも、とても特別な瞬間のために、人々が私たちを待っていると知っていたので…車に乗り、La Bodegaへと向かいました。ラッキーなことに、渋滞はありませんでした。でも、駐車はまさに悪夢でした!マットは私たちを道の角で降ろし、自分は後で合流すると言いました。でも、ジェフは理解できなかったんです。私たちは“パリの町を少し散歩する”予定なのに、どうやってマットが後で合流できる?私たちは少し歩き、あるバーに立ち寄りました。何故なら、“良い感じに見えるから”…。予定していた場所じゃありません。しかも、既に人でいっぱいでした。数名が地下にある、薄汚れたトイレに寄っている間、私は、今夜用意されているはずの場所が、隣の建物だということを知らされました!なので、隣のバーの地下に行くよう、メンバーに言いました。先頭をジェフにして、地下へと向かいました。天井は低く、とても暗い場所…しかも満員!そして、ジェフは気づいたのです…ミス・イザベルが部屋の隅にいることに。そして彼は部屋を見回しました…彼が知っている人々…。ジェフの表情が変わっていくのが見えました。そうして聞こえたのは“サプラーーーイズ”の声!そして更に、“Joyeux anniversaiiiire”(誕生日おめでとう)の歌が歌われました。ジェフは言葉を失っていました。そんなことは、めったにありません。私たちは部屋の奥まで入り、人々と挨拶を交わして、会話をし始めました。みんながそこにいるには、狭すぎる場所でした。人の足を踏みながら、歩いていました。そして汗をかくくらい、暑かったです!数分前に到着したばかりなのに!でも、それはファミリータイムでした。私が立っていた階段の上からは、顔を見分けるのが難しかったですが、唯一簡単に分かったこと:人々の目にある輝きと笑顔!私たちは素晴らしい会話をし、最高の瞬間を過ごしました。笑いや喜びの涙を分かち合い、音楽について、自由について、解放について話しました…私たち、ファミリーについて。私たちはみんな違いますが、自分たちよりもはるかに大きなものによって、結びつけられていました!!!

永遠となった瞬間…私たちが一生忘れないであろう夜でした!

みんな大好き!みんなと再び会うことを、どれだけ楽しみにしているかは、言葉では表しきれません!(アレックスは5月か9月と言っていました…すぐに詳細をお知らせします!)

– Stephanie 

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