Your Favorite Enemiesとスターバックスにはラブストーリーがあります。 それが愛のお返しなのか、それとも私たちに良くしてくれるのがスターバックスだけなのかは分かりませんが、どこへ行っても、一番近いスターバックスをチェックします。全ての場所でそうなんです。ほとんどの場合、ライブハウスよりも良い雰囲気です。正直になりましょう。サウンドチェックは大事ですが、聞くに耐えないんです!でも、だからと言って、スターバックスで流れている音楽がいつも良いというわけではありません。というわけで、言わせて下さい。私はたいてい誰よりも早く起きます。起きて一番最初にすることは、そこから近いスターバックスの位置確認。どうやら、私は”スターバックス発見者”に指名されているようです。ということは、一番近いスターバックスを見つけなきゃいけません。でも、スターバックス、お願いだから、21日間アメリカ国内であなたのロケーションを歩き回って探すために、この3つのお願いを聞いてもらえませんかーそれか、少なくとも、毎回アプリと格闘している私のだけでも聞いてくれません?
そして、ライブがありました。ファッキンなくらいのライブがあったんです!!!ブログを書くとき、私は汚い言葉をあまり使いません。自分の言葉に気をつけているし、公開される前に、それが”正当”なものであるかチェックする人がいるんです。でも今夜は、ファッキンなくらい、最高でした!ツアー中、アレックスは“Midnight’s Crashing”のブリッジの歌詞を変え始めます。“the girl outside in the parking lot who’s thinking of jumping”(外の駐車場にいる女の子は、飛ぼうか考えている)というところです。彼女は飛ぶことについて考えるのを止めた、もしくは、もう飛んだとか、またはためらっていた一歩を踏み出したかもしれない。飛ぶ必要はないんだと気付いたのかも。方向を変えたのかも。何か新しいものに目を開けたのかも。でも、このとき女の子は“Outside It’s America”について考えていました。
思ったよりも遅く、DCに到着しました。周辺を歩く前に、ライブハウスを訪れる時間をとりました。とても大きくて、広々としていて、ステージ上には何段ものフロアがあり、バンドのためのバックルーム(各バンドにつき一部屋です!13人でバスをシェアしてることを考えたら豪華です!)、壁には音楽について書いてある新聞記事が貼られていました。そこらじゅうにフレームがありました。天井から羽のついたギターがぶら下がっていました。そして360度死角なしの鏡!Rock And Roll Hotelは元葬儀場だったところをライブ会場にしたんです。今回のツアーで立ち寄ったライブ会場は”元”何々というのが多い気がします。それはとてもクールだと思います。”死んだ”ものに命を吹き込み、音楽が中心となって人を集める場所にしたいという人々の願いを物語っていますね。
May 7 – Carrboro, NC @ Cats Cradle
May 8 – Atlanta, GA @ Shaky Knees Music Festival
May 10 – New Orleans, LA @ Gasa Gasa
May 11 – Houston, TX @ Fitzgeralds
May 12 – San Antonio, TX @ Korova
May 13 – Dallas, TX @ Club Dada
May 14 – Austin, TX @ Holy Mountain
また、今年1月にトロントで行われたJuno賞のプレスカンフェレンスで出会ったPaulにも、再び会うことができました。私たちが野球のーSFジャイアンツのーファンと知って、ジェフにプレゼントまでくれました。今このプレゼントは誇りをもってツアーバス内に飾られています! 😉 Go Giants! Paulもバンドのパフォーマンスのレビューを書き、The Canadian Music Sceneのために撮った写真を公開しました。全てここから見ることができます!
ツアーに”欠かせないもの”がこれです。ジョニー・ウォーカー・ブラックで、時々ライブの前や後に乾杯します。そして、チップスにつけるための“salsa con queso”。ツアー中、ヘルシーな食事を心がけますが、簡単じゃないんです。そして自分が持つ力以上に全力を注いだライブのあとは、美味しいセロリのスティックもチップスには勝てないんです 😉
翌日はブルックリンで目覚めました。ここは、アルバム『Between Illness And Migration』がミックスされた場所なので、バンドにとって、とても意味深い場所です。この旅の歴史において、重要なスタンドポイントとなったのです。また、NYCのどこへ行こうとも、ブルックリンに留まりますーこの街には意味深い理由が色々あるんです。ここには人がたくさんいます。NYCに戻ってきて、これこそ他の街に欠けていたものだと思いました…目に映る限りの人。どことも言えないような場所の陰った路地にいようとも、人に会います。そういう場所に本当の人生があるんです;人々の中に。みんなそれぞれ違う、ユニークな人々が、すでに響き渡っている街に独自の色を与えています。そして、めちゃくちゃになるのではなく、それがハーモニーとなって混ざり合っているんです…