“Outside it’s America”ツアー、南へ!

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Outside It's America

朝早くカーボロに到着しました。私は誰よりも早く起き、一番近いスターバックスへと行くことにしました。歩いて15分のところにあるとのことでした。それか、45分です。私のように写真を撮るために何度も立ち止まった場合は。正直、街にはあまり期待していませんでした。カーボロなんて聞いたこともなかったし。でも、少し歩いたところに、古くて赤いピックアップトラックと出会ってから、私は魔法にかかってしまったんです!小さくて、静かだけど、生き生きとしていて、晴れていて、新しい…完璧な街でした!もっと”田舎”を想像していたんですが、全然違いました。そのあとすぐに、アレックスとジェフが合流し、サウンドチェクの時間になるまでには、ほとんどのバンドメンバーが混ざりました。

サウンドチェック後、私たちは外へ出ました。そこで長年の友人Tina(またの名をhippiechick)と会いました!バンドが演奏している間に、彼女はこのノートを置いたんです。ステージ上で、この紙が跳ねるのを見て、クールだと思いました。そして、この夜のライブに多くのエネルギーを与えてくれたことと思います!

そして、実際のライブ!この夜、アレックスも他のみんなも少し疲れていました。それだけでなく、アレックスの声が少し嗄れているように聞こえて、そのおかげでいつもとは少し違う雰囲気の夜となりました。アレックスの曲の解釈もいつもとは少し違いましたが、変わらずにソウルフルで意味深かったです。曲に対する新しい視点を与えてくれました。私は全てのアルバムバージョンの曲を覚えています。もちろん、ライブバージョンも同じように。でも、今回は全く新しい曲たちのように聴こえました。聞いたこともない街での思い出深い夜です。きっと一生忘れないでしょう!

アトランタにて朝は遅めに起きました。私だけなく全員。寝たのが遅かったわけではありませんが、これまでのツアーの疲れが溜まってきています… ツアーバス内では、家のベッドのように眠れるわけではありません。正直言って良いですか?私は荒れ果てた街を想像していたんです。ありがとう、ウォーキング・デッド。でも、違いました。人は普通だし、誰も私を食べようとしませんでした。一番近いスターバックスは143m先ーというか、スターバックスのアプリはそう言ってたんです。実際は、私がいた場所からスターバックスまで、まっすぐな道がないこともあって、1km以上あったんです…まぁ、その価値はありましたけどね。今までで一番素敵なスターバックスを発見しましたから 🙂

Your Favorite Enemiesとスターバックスにはラブストーリーがあります。 それが愛のお返しなのか、それとも私たちに良くしてくれるのがスターバックスだけなのかは分かりませんが、どこへ行っても、一番近いスターバックスをチェックします。全ての場所でそうなんです。ほとんどの場合、ライブハウスよりも良い雰囲気です。正直になりましょう。サウンドチェックは大事ですが、聞くに耐えないんです!でも、だからと言って、スターバックスで流れている音楽がいつも良いというわけではありません。というわけで、言わせて下さい。私はたいてい誰よりも早く起きます。起きて一番最初にすることは、そこから近いスターバックスの位置確認。どうやら、私は”スターバックス発見者”に指名されているようです。ということは、一番近いスターバックスを見つけなきゃいけません。でも、スターバックス、お願いだから、21日間アメリカ国内であなたのロケーションを歩き回って探すために、この3つのお願いを聞いてもらえませんかーそれか、少なくとも、毎回アプリと格闘している私のだけでも聞いてくれません?

1) 全ての場所でWiFiが使えるようにしてください。訪れた店の半分は、WiFiが全く使えませんでした。
2) 実際のお店の位置を認識してくれませんか?スーパーマーケット内のバカげたスタンドじゃなくて。ワシントンDCのありえない日差しの中、15分も歩いてスーパーにたどり着いたときは、完全にがっかりしました!
3) 全店にワインを取り入れて下さいません?アトランタで行った支店は今まででも最高でした。もっと、こういうの欲しいです!

それでも大好きですよ、スターバックス。ブルックリンのAngusと、アトランタのTesley、そしてショート・ブロンドヘアの女の子に特別な賛辞を!朝から晩までスターバックスで過ごす人は、あまり一般的でないばかりか、ロン毛&髭にタトゥーをした団体客は、人々の注目を浴びました!

そして、ライブがありました。ファッキンなくらいのライブがあったんです!!!ブログを書くとき、私は汚い言葉をあまり使いません。自分の言葉に気をつけているし、公開される前に、それが”正当”なものであるかチェックする人がいるんです。でも今夜は、ファッキンなくらい、最高でした!ツアー中、アレックスは“Midnight’s Crashing”のブリッジの歌詞を変え始めます。“the girl outside in the parking lot who’s thinking of jumping”(外の駐車場にいる女の子は、飛ぼうか考えている)というところです。彼女は飛ぶことについて考えるのを止めた、もしくは、もう飛んだとか、またはためらっていた一歩を踏み出したかもしれない。飛ぶ必要はないんだと気付いたのかも。方向を変えたのかも。何か新しいものに目を開けたのかも。でも、このとき女の子は“Outside It’s America”について考えていました。

そして今夜、アレックスがこの歌詞を歌っているときに、フロアにいた私は、人が反応する声を聞いたんです:「そうだ、これだ!アメリカをつくっているのはこれだ。僕らが今生きているこの瞬間、音楽を通して経験するこのコネクション…それがアメリカだ。このカナダ人が、アメリカに住む人々以上に、このことを良く理解してるっていうのはクレイジーだ」

この街にユニークな雰囲気があるのは否定できません。ずっとスターバックスにいたので、あまり街を見ていませんが。このツアーはまたスターバックスツアーになったと、良く冗談を言っています。上の文章を読めば、それも間違いじゃないと分かりますよね 😉 夜は有名なバーボン通りで過ごしました。活気ある通りです。バーから、レストラン、オイスターバー、キャバレー、アブサンラウンジまで、何でも見つけられます!建物はほんの数回建てなんですが、高層ビルが立ち並ぶような大きな街にいるという印象を受けます。音、アクション、光やネオンサインが至るところにあり、街の雰囲気をつくっています。というか、少なくともこの通りはそうでした。

オフの前に3夜しかないのは、変な感じがしました。私たちは楽しみましたが、この休日は特に土曜日だったので、ライブをしても良かったのではないかと思いました。でも翌日にはライブハウスGasa Gasaで働く人々によって素晴らしく歓迎されました。昼間は小さなレコードストアとしてもオープンしている場所です。ここでのライブは、この街にある幾多の心と魂のように温かく、カラフルなものでした。

ツアーも残り4夜となりました。全てテキサスでのライブです!

May 11 – Houston, TX @ Fitzgeralds
May 12 – San Antonio, TX @ Korova
May 13 – Dallas, TX @ Club Dada
May 14 – Austin, TX @ Holy Mountain

チケットはこちらから

– Stephanie

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