バルセロナでの最後の1日は冒険に溢れたものでした!アパートにある小さなテーブルの周りでジェフ、マットとセフの3人のカードゲームから1日が始まったんです。誰が勝ったと思いますか?そう、ジェフには残念ですが、また、マットが勝ちました。
そして朝食をとり、スターバックスに行き、今日のプランを立てました。私たちの今日のプランはガウディの最も有名な作品が集まるグエル公園に行くことです。グーグルで調べると、そこまでは歩いて1時間1分かかると書いてありました。行き方は3通り。少し距離がありますが、これまでの2日間も歩き通しだったので、そこまで変わらないだろうと思いました。そして私たちは出発しましたが、すぐにカタルーニャ音楽堂に感動させられました。なんて素晴らしい場所なんでしょうか!音楽堂の中に入ることは出来ませんでしたが、外観の壮大さに魅了されました…そこからが本当の旅の始まりだったのです。グエル公園は町全体が見渡せる丘だということが判明しました。ということは、1時間ずっと山を登るということです。知りたい方のために言っておきますが、グーグルマップは所要時間1時間と表示しましたが、明らかに登り道だということを考慮してくれませんでした。辿り着くまでに確実に1時間以上かかったからですー私たちと一緒に歩いたことのある人は、アレックスがどれだけ歩くのが早いか分かりますよね…でも、なんとかついていけました!
公園のエントランスだけで本当に感動的でした。そのエントランスだけでも、わざわざ登って見る価値はありました。私たちは公園の中に入り、石で造られたアークを賞賛して、そこにいた多くの人をかき分け歩き出しました。そして突然、左に曲がる通りを、右に曲がったのです。誰も歩いたことがないように見える通りに惹かれたのでした。今でも、あの道が正しい通りだったと決めています。脚の痛みに耐えながら登った山の頂上へと導く道。
頂上から見た景色は息を飲むほど美しかったです。そこからは360°バルセロナが見渡せました。頂上に着いた数秒後、太陽は沈み始めました。素晴らしい眺め。下にある公園の何よりも良い眺めでした。私たちは数時間その頂上に留まり、太陽が完璧に沈み、町の一軒一軒に明かりがつくのを見ていました。約束の夜へと太陽が死に、遠くで魂がちらついているように。
私たちは山を下りました。下りは更にキツかったです。というのも、今回は明かりも何もなかったので…私たちはなんとか全員で下り、ガウディの素晴らしい作品群の中心にいることに気づきました。公園内に明かりがなかったので暗かったですが、月明かりがガウディのモザイク作品群を照らしていました。本当にインスピレーションに溢れる光景です。青白い月明かりが、異なる本質、異なる精神を与えてくれていました。最もクレイジーな夢でさえ可能だと信じさせてくれるほどです。
私たちは歩いて家に帰りました。今度は1時間で。山下りで良かったです。あと止まらずに歩き続けたからですね。それで更に足が痛くなりました!また、私たちには予定がありました。今夜フラメンコのショーに招待されていたのです。家に立ち寄り軽く食事を取り、そして今夜のルールを決めました。今日どれだけ歩いたかを見せないこと!これがルールです…
1) 居眠り1回目:誰かが選んだ食事を食べる(ほぼアレックスが選んだもの)
2) 居眠り2回目:今夜のタパスのお皿に残っている油を飲む
3) 居眠り3回目:ベッドに直行
アパートからすぐ近くでショーは行われていました。AD200に建てられた建物、1900年近く前です…そこはとても綺麗で、驚くべき雰囲気がありました。ショーによって違う世界へと連れて行かれたようでした。ギター、歌、手を叩く音と床をタップする足の動き、ダンス、舞うドレス…突然、違う時代に来たみたいでした。彼らもまた、自分の夢がどんなにクレイジーであろうと信じさせてくれます。彼らのダンスを見ていると、不可能なことは何もないと信じられました。
家に戻り、少し食事をとって、映画“The Purge”を見ました。あまり良くありませんでした…翌日の朝の出発に備えスーツケースなどをパッキングしなければいけなかったので、みんな夜遅くにベッドへ行きました…
私たちがバルセロナを後にしたときは寒くて、雨が降っている、灰色の日でした。まるで私たちのために最高の日々を保ってくれていたかのようでした。パリまでは11時間かかりました。私たちは着いてすぐ、チェックインも済ませずに、通りを歩くことに決めました。でもパリはとても寒く、足もとても痛かったです!私たちはレストランPolidorに行きたかったのです。アレックスのお気に入りのアーティストたちが良く出入りするレストランです。なので少し早めにそこに行くことにしました!パリのチーズとワイン以外で良いことは何でしょうか?私たちはそれをしました…ができませんでした。“Mais c’est un restaurant ici, il faut manger”(でもここはレストランなので、注文してもらわないと困ります)…なので場所を変えることにしました。というのも私たちは3コースの食事など欲しくなかったのです。私たちはとても可愛いくて、歓迎してくれる場所を見つけました…なのでそこに入りました!軽食とワインと無料のボトルももらえました…そしてその夜はビリヤードをして終えましたージェフVSマットです。初めはマットは勝ちましたが、2回目は劇的に敗北しました…なので、ジェフはレストランでタルト・タタンを食べました…そして今日はマクドナルドも食べる予定です!
パリでの真新しい日…そして多くのことは待ち受けていると思います!
– Stephanie