セント・オールバンズでのライヴ!

Written by Your Favorite Enemies. Posted in From Upper Room To Higher Sky Tour

今日は午後3時半にバンに荷物を詰め込み、午後4時にホテル出発。ここまで遅い時間に出発できる日は稀なので、特に昨日のライヴを考えると、いつもより少し長く眠れるというだけで、みんなとてもハッピーだったと思います!午後1時にみんなでロビーに集まり、朝食をとりました。朝食をすませ、メンバーはYFEストアで注文をしてくれた人たちや新しいSFCCメンバーたちに、ポストイットのメッセージを書き始めました。皆さん、どうもありがとうございます。瞬間を味わい、この冒険に参加してくれて、すごく嬉しいです!

私たちはライヴハウスに到着し、楽器機材を中へ運び始めました。私たちが到着する前、ステージには全く何もなかったんです!そう考えるとクレイジーですよね!私たちはアンプ、フットボードを設置し、ドラムとキーボードをセットアップしました…自分たちのサウンドを毎回、作り上げてるみたいです!これは、誰もがこのタスクを少しでも楽しむための、全員に共通した努力です。

私たちは前回もThe Hornでライヴしたのですが、到着したときメンバーたちは、そのステージの広さに驚きました!でもそれはドラムをセットする前まででした。それとキーボードと、アンプ。あとセフの宇宙船であるフットボード。そこでやっと思い出したのです。ステージの狭さを…!

バンドはサウンドチェックをし、一度ホテルに戻りました。そこで軽く食事をとりました…フルーツと野菜です。今夜のライヴのプロモーターから頂いたものでした。えぇ。きっとライダーにフルーツと野菜を頼むバンドなんて私たちくらいでしょうね!私たちはアレックス&ベンの部屋でライヴのリハーサルを1時間半ほど行いました。再び、アコースティックギターを使って。色々なものが削ぎ落とされた音ですが、私たちが行っていたアコースティックツアーとは、ある意味とても異なるものです。そしてもう既に、その部屋の中には、今夜のライヴが最高のものになるという感覚が広がっていました!長い間、ライヴ前に感じるストレスは、楽しみよりも重要なものでした…!でも今は、違います。もちろんまだストレスはありますし、これからもきっと無くなるものではないでしょう…でも、その時の楽しみやワクワク感を奪うものではありません。

ライヴハウスに着き、壁に書かれているあるものに気づきました…

“絶対に失敗しないと分かってたら、どんなことを試したい?”

以前にも聞いたことがあるクオート。私たちにとって新しいものではありませんでした。でも、何となく今夜のライヴにぴったりな気がしました…バンドにいることが、必ずにもみんなの頭に浮かぶ答えではないと思います。でも、私たちが試したのはそれでした…全てを始めたとき、成功する保証など何もありませんでした。私はそれこそが、この物語を美しくしているんだと思います。もしも自分が成功すると知っていたら、自分に起こることを全て知っていたら、全てのステップにおける詳細まで全て言えるくらいにもう分かっていたら、それは本当に挑戦する価値のあるものなんでしょうか?私たちがバンドを始めたとき、自分たちどんなことが降り掛かってくるか全く分かりませんでした。アレックスがいつも言うように、世界征服までの5年間のプランなんて立てていなかったんです…それでも、私たちは飛び込みました。それが正しいことだと思ったからです。私たちは予想していなかった成功を得ました。予想していなかった失敗も経験しました。間違った道を進んだこともあるし、進むべきでないカーブも経験しました。続けるべきときに立ち止まり、立ち止まった方が良いときに、ずっと遠くまで進んでしまったこともありました。私たちは道に迷い、転び、自分たちを傷つけました。でも、私たちは立ちあがり続けたんです。自分たちが一人ではないと知っていたから。違うようにもできたでしょうか?えぇ。もちろん。でも、選んできた選択は自分たちのものであり、私たちが毎日受け入れている選択です。何故なら、その選択が今の私たちをつくっているから。私たちは完璧じゃありません…これから先も完璧になることはないでしょう。でも私たちは正直です。本当に唯一大事なのは、それだと思うんです。失敗しないと分かっていたら、どうしていたでしょうか?きっと今の自分たちを形作った道ではなく、安全な道を選んでいたと思います。その方が良かったでしょうか?それは分かりません。でも、つまづいても、転んでも、再び自分たちの足で立ち上がり続ける限り、自分たちがしてきたことが失敗だったとは言えません。それについて、私たちは皆さんに感謝をしなければなりません。もうダメだと思ったときに、私たちを何度も励ましてくれました…本当に、皆さんのおかげです!!!

それはライヴの始まりにエネルギーを与えました…本当に、ものすごく!とても美しいかたちでオーディエンスがバンドに参加した純粋な解放でした。改めて、それはラウドで、激しくて、本物でした…!バンドメンバーはステージ上で叫んでいました。全員です。例外なく…ミス・イザベルも!ベンとジェフはステージ上を飛び回っていました。こんな小さなステージで互いにぶつかることなく飛び回れるのが、未だに謎です。演奏中や曲の合間に、メンバー同士で目を合わせて、笑顔を交わしている様子が、観客の中からも見ることができました。そういうほんの一瞬が、言葉で表現できる以上のものを表していました…この時点で、“Open Your Eyes”を始める前、アレックスは息が切れて上手く喋れないほどでした…でも、そんなのは大したことではありません。次の曲が始まり、前の曲と同様、とても激しい瞬間でした。アレックスは“From The City To The Ocean”のときに、ドラムの上に立ちました。ライヴの最後は“I Just Want You To Know”…バンドは観客の中で、そしてアレックスはボディサーフィンをしながら、誰かの携帯で全てを撮影していました。昨晩起きたことを、言葉にして表すのはとても難しいです…私はこれまで、ほとんどのYour Favorite Enemiesのライヴに参加していますが、昨晩はとても特別な何かがありました…彼らのパフォーマンスのスタイルのせいかもしれません。でも、主に私が選んだ彼らの曲の受け取り方がいつもと違ったんだと思います…彼らがステージでしたのと同じ解放とともに。

この写真たちで皆さんに少しでも分かってもらえたら、そして自分も私たちと一緒にそこにいたんだと感じてもらえたらと思います!!!

Stephanie

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