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COFFEE HOUSE SESSIONS : 第一周目!

Written by Your Favorite Enemies. Posted in From Upper Room To Higher Sky Tour

月曜日

午前6時半。メンバーの部屋へ行く時間。このホテルにはもう戻って来ないので、忘れ物がないか最終チェックをしなければいけません。昨晩は一睡もしませんでした。アラームまであと1時間しかないと気づいたので…。部屋に入ってすぐ、熱意に溢れる人物アレックスは、私を笑いました。何故なら“数分前に起きました”みたいな顔をしてるから…まぁ、どうもありがとう。でも違うんですよ、一睡もしてないんです。私たちは荷物をまとめました。どこに入れたらよいか分からない小さいアイテムを詰め込み、ラジオインタビューとCoffee House Sessions での最初のアコースティックパフォーマンスに必要なものを準備しました!私たちが出発したのは午前7:20。予定より5分遅れです。それはコーヒーを買う時間はないということを意味していました!このツアーの名前が何故 “Coffee” House Sessionsなのかよーく分かったと言いましょうか…このツアーにコーヒーは欠かせません!

私たちはサウサンプトンまで移動しました。そこで、VoiceFMの朝のショー“The Morning Zoo”でのインタビューを行う予定でした。バンドとのインタビューに、これ以上良い名前はありませんね!何となく日曜の早朝に行うBla Bla Blaを思い出しました!インタビューはとても良く、最高の時間を過ごしました。基本的には、ほんとうに楽しんだんです!早朝だということを忘れるくらいでした!

サウサンプトン大学へ向かう前に少し時間があったので、スターバックスに寄ることにしました!まだコーヒーを飲んでいなかったので、完璧なタイミングです!

残りの一日はあっという間に過ぎていきました!大学に到着して、キャンパス内で迷い、なんとか場所を見つけて、アレックス、ベンとセフはマットと一緒にサウンドチェックをし、YBはビデオ撮影、ミス・イザベル、ジェフとムースは周りにいる人々と会話をし、私は写真を撮りながら同時にツイートしていました!あの時間は本当に速くて、2曲だけのライブパフォーマンスよりも早く過ぎていった気がします。バンドは1曲目に「Kerosene」を、2曲目に「Where Did We Lose Each Other」を披露しました。分かりますか?何かとってもとってもクールなものを経験しようとしているのに完全に没頭しきれないという、このやりきれない気持ちを!まさにそういう感じだったんです!でも、今日の最後のショーは少し長くなりました。Coffee House Sessionsで行うのは通常、オリジナルとカバーの2曲と決められています。それがこのコンセプトなんです。でも、ウィンチェスター大学の人たちはとっても夢中で、すごく活気づけてくれたので、もっと聴きたいと頼まれたときに、“No”とは言えませんでした。その後は何も予定がなかったので、オーディエンスを喜ばすというよりも、自分たちが楽しめるように演奏することにしました!



ホテルに戻り、荷物を降ろしました。数名はプロモーションに行き、他のメンバーはホテルに残り練習をしました。数時間後、全員で集まり、食事をとり、今日1日のことを互いに話しました。嬉しかった瞬間、意味深い出会いや、それを通して思ったことなど…全部話しました!

火曜日

今日の最初のショーは午後1時。そしてハートフォードシャー大学まではほんの数分だったので、少し朝寝坊をすることができました!私たちは集合場所をスターバックスに決め(ホテルのすぐ横にある24時間営業のスタバ!道を渡ることすらしなくていいんです!完璧な場所!)アメリカンコーヒー、もしくはコーヒーが飲めない2人はティーを飲んで(すごく残念です!)小一時間ほど過ごしました。12時になり、大学へと向かうと、素晴らしい人々に迎えられました。私たちがスターバックスに着いたとき、空は晴れていました。雲はたくさんありましたが、とても美しかったんです!でも長くは続きませんでした。ハートフォードシャー大学に向かう頃には、灰色の空に雨が降り始めていました。典型的なイギリスの天気だと思います…!でも、私たちは見たのです!とても薄く、明るく輝く虹を!綺麗な弧を描いていました!暗くみえることにも、どこかに光はあるんだということを思い出させてくれました。この虹は私たちがハートフォードシャー大学に到着するまで見えていました。そこでは素晴らしい人々に迎えられました!まだ少し早かったですが、既に人々は演奏場所であるカフェに集まっていました。演奏のセットを終え、先にラジオインタビューです!アレックスとジェフはカフェを出て、キャンパス内にあるCrush Radioステーションへと向かいました!そこではバンドについて話しました。メンバーがそれぞれ持つバックグラウンドや、影響を受けたアーティスト、そしてYFEの音楽がどんなものであるかはっきりと決めるのがどれだけ難しかったかなど…!あぁ、あとフランス語も喋ったんです!イギリスでフランス語を話すとは思いませんでした!その後、カフェに戻り、ショーの始まりです!改めて、2曲では全然足りません!でもとてもソウルフルで意味深い時間でした。短い時間ではありますが、ステージでのメンバーの情熱には限界がありません!ショーの後に幸運にも、少し人々と話す時間があったので、私たちは最大限楽しみました!1日に2~3のショーに、ラジオインタビューとあって、たいていは常に急がなきゃいけないんです!でも心配しないで下さい、色んな人と会話をしたあと、急ぎましたから!

次はロンドンのクイーンメリー大学へと向かいました。そして焦りに満ちた1日が始まったのです!渋滞や道路標識のせいで、ギリギリに到着し、急いで車から荷物を取り出して、サウンドチェックをしたのですが、機材に問題がありました。でもマットが直す方法を見つけました。すごくラッキーでした。というのも、この大学には機材担当の人がいなかったんです!このパフォーマンスには友人が加わったので、ちょっと特別になりました!その後は、インタビュー。予定されていたものではありません。でもバンドのパフォーマンスを見て、バンドメンバーにインタビューする時間は必須だと思ったそうです!

そして今日3つ目のエセックス大学へと向かいました。バンドは午後6時に演奏する予定でした。前の大学を午後4:15頃出発したので、時間は十分にあるはずでした。そう、渋滞です。更に通行止め。また更に渋滞。エセックス大学に到着するまで3時間もかかりました…遅刻です!ラッキーなことに、ステージはセットされていたので、私たちは実際、ただプラグをセットし、演奏するだけでした。でも、その夜はサッカーの試合が行われる夜でした。キックオフは午後7時半。学生はみんなとても楽しみにしていました。何というか、本当にものすごく楽しみにしてたんです!カナディアンBruinsのホッケーの試合、もしくはSFジャイアンツvsLAドジャーズの試合並みに。それでもなお、バンドが最初の曲「Kerosene」を演奏し始めたとき、みんなの視線がTVスクリーンからバンドに変わりました。バンドは午後7:28頃、演奏を終えました。大きなスクリーンに映像が流れ、人々は再び視線をTVに戻した直後に試合開始!完璧な時間です… 😉

水曜日

今日のショーは一つだけ!レディング大学での演奏です。ここで出されるコーヒーはスターバックス…それだけで私たちはワクワクしていました!ここでは、アムネスティ・インターナショナルの人たちを含む、素晴らしい人たちと会いました。彼らと最高の時間を過ごし、その後はもうショーの時間でした。アレックスは有名なレディング・フェスティバルにてプレイできて嬉しいと言っていましたが、ちょっと違うものを想像していたようですね。多分、レディング・フェスティバルではなく、レディング大学だと、伝えておくべきだったかもしれません。同じ町ですが、全く別物です…!ショー自体は、もちろんボディサーフィンは禁止されていましたが、とても激しくて、深くて、意味深いものでした。そして私たちは早めにホテルに戻りました。というのも今夜は特別なことを予定していたからです…バンドのファンクラブSecret Family Cult Clubのメンバーとのデジタルデート!私たちはメンバーのホテルの部屋から、皆さんをリハーサルに招待することにしたのです…!私たちは全員部屋に集まり、カメラの後ろで、世界中から集まってくれた皆さんとチャット上でアクティブに話していました。数名の人にとっては、クレイジーな時間帯だったと思いますが、多くの人が、演奏された音楽に元気づけられ、インスパイアされただけでなく、曲の合間にアレックスがシェアしてくれたことに感動したと言ってくれました。でも、言わせて下さい。皆さんがどれだけ私たちのインスピレーションになってきたかを。心を開き、解放し、ありのままの自分になって、自由になる。皆さんは本当に私たちのインスピレーションなんですよ。デジタルデートを終えたあと、私たちは皆さんについて話しました。3時間。ノンストップで。その後、私たちはベッドへ行きました。そうしたかったからじゃありません。そうしなきゃいけなかったからです。翌朝、早くにホテルを出なきゃいけなかったんです。

木曜日

今日の予定は、ラフバラ大学→レスター大学→ウォーリック大学!そして3回のアコースティックショーで足りないとでも言うように、その後はラジオでのインタビューと生演奏が予定されていました。なので、この日がとても忙しくなることは分かっていましたし、立ち寄る大学での時間も短くなることは承知していました。少しでもスケジュールに遅れたら、その後の全てに影響します…2日前でのエセックス大学からの経験で学んでいました!こういう視点は、プレッシャーに更にストレスを与えるものかもしれませんが、スケジュールが詰まっている時には必要なことです!最初の大学に予定より早く到着したので、あまりストレスを感じることなく準備ができました。Tシャツにスウェット姿という学生を多く見かける中で、この大学がスポーツで良く知られる大学なのだとすぐに気づきました!私たちがパフォーマンスをしたカフェは広々としたオープンスペースで、壁の色は白。部屋の雰囲気が少し寒々しいものだったとしても、光に溢れていました。というのも、この日はとても晴れていたのです!あの日光は、私たちを迎えてくれた人たちを完璧に表しています。まるで曲を聴くために、それまでしていたことをみんな止めたようでした。ここで私たちは自称ミルク飲みファンを名乗る人と出会いました。バンドのこともCoffee House Sessionsのことも知らなかったのですが、通りすがりにカフェの光景を見て、立ち止まって私たちと一緒に楽しまずにはいられないと思ったそうです。また、私たちは世界を変えるべく活動している素晴らしい人々にも会いました。アムネスティ•インターナショナルと関わっている人々です。その後は大学のTVステーションでのインタビューでした。

そうして次の目的地レスター大学へと向かいました。私たちの友人から、レスターの町はイギリスで最初にイギリス人以外の民族を多く受け入れた町だと聞きました。この町の通りを運転するだけで、この場所がどれだけ多文化かということに気づきました。道を歩く人々、様々な建物や彼らに馴染み深いお店など…まるで町に漂う香りを味わえるかのようでした…私たちはレスター大学に到着し、素早く準備をしました。というのも到着した時は何も準備されてなかったんです(ステージのすぐ横に置かれた大きなピンクの象以外は…セフに敬意を表すために置かれたのかどうかは不明ですが!笑)そうして演奏を始めました。すると人々に一気に火がつきました!音楽が始まった途端、その場の空気が一気に変わったんです。それは、この時のツイート/リツイートの数や、ハッシュタグされた数の多さで証明されています!全く尋常じゃありませんでした!

そしてすぐに、ウォーリック大学へ向かいました。でも途中、道路工事が行われていたせいで、少し遅れて到着しましたが、準備は全て整っていたので、数分で支度ができました。ステージに上がり、ショーを始めました。そしてここでも、私たちはそこにいた人々の反応に言葉を失いました!バンドはガラスを背にして演奏していて、ちょうどサンセットの時間だったので、太陽の光で、アコースティックセッションが更に魔法がかったような映画のような雰囲気になったんです!その後はインタビューを受けて、そこからそんなに遠くないHillzFMラジオステーションへと向かいました。

道路工事のせいで、何度か迂回しなければいけませんでした。そこでイギリスの道路標識について学んだのです。彼らは、近々通行止めにする道路を全く発表しません。全くです。その道路の代わりにどの道を行くべきかも教えてくれないのです。なので、どこに行くのだろうかと不安に思いながらも、判断は全て自分です…モントリオールの道路工事も酷いですが、少なくとも、工事を始める前にアナウンスしてくれますし、他に通れる道を教えてくれます。まぁ、他に通れる道が必ずしも良いものだとは限りませんが…

私たちは、とてもお洒落に洋服を着こなした、手にタトゥーを入れている女性に迎えられました。彼女は私たちをスタジオに案内してくれました。階段を上るとレゲェ音楽とともに、それっぽいDJたちがいました。素晴らしい人たちで、バンドやそこにくっついてきた多くのクルーたちも温かく歓迎してくれました。インタビューは午後6時から6時半までの30分。もう既に始まっていたレゲェのショーのど真ん中です。ジャンルの違う音楽、それはもちろんです…でも、そこで働いていた人たちは純粋に音楽が大好きだったので、バンドにぜひとも出演して欲しいとのことでした。他に選択肢はありませんでした。このラジオに出演する必要があったのです。そこで何をするかというのはあまり重要でありませんでした。彼らはバンドに会って、話して、リスナーに紹介したかったのです。まさに、そういうことが起きました…バンドは3曲を生演奏しました(「Kerosene」,「 Where Did We Lose Each Other」と「City on Fire」)そして、バンドが持つコミュニティの価値、DIY精神、これまで旅してきた色々な国、曲や歌詞にある精神や今後の予定などについて話しました。インタビューと生演奏は40分ほど続きました。次のDJがスタジオに戻ってきて、もう時間はとっくに過ぎているし、自分のショーの時間を盗んでいるとインタビュアーに伝えに来ました!まぁ、でもそれはスタジオのドアを閉め、ここで何が起きているか知るまでですが…彼は、ここにいるのが、ギターを持った男性一人だけでなく、3人が演奏して歌い、そして他に8人もの人がいる、トータル11人がスタジオにいることに気づいたのです…“君たちは本当に一つなんだね…一つの家族。一つの愛。みんなで一緒に繋がってる”…そして私たちは彼と話し始めました。バンドの名前の意味や、恐れと疑いがどれだけ大きな敵となるか、そして互いの様々な違いを越えて、私たちはみんな同じであることについて。そして、この時、彼はもう一曲演奏して欲しいと頼んだのです。彼はもっと聴きたいと言いました。たとえ彼がDJじゃなかったとしても、このショーを続けたいと思ったようでした。もう、そこには何の問題もありませんでした。まさにこの瞬間が、既に永遠へと変わり、本物で正直なものになっていたからです。私たちはブリストルまでの移動中ずっと、そのラジオステーションを聞いていました…というか、少なくともそれを受信できるまでは!

金曜日

バースでの最初のショーです。この町がどんな町なのか、みんな興味津々だったと思います。その名前だけでも興味をそそられます。何ていうか、そうですよね?そうじゃない人なんていますか?!まだ日が昇っているうちに出発しました。もうすでに、ここはイギリスの地域の中でも素晴らしい場所だと確信しました!バース大学へ向かう途中、私たちは言葉が出てきませんでした。本当に、全く。谷、景色、広大な草原が、大きな灰色の雲が浮かんでいる青い空とコントラストを生み出していました…美しすぎて、絵画のようだと感じました。そして町へと入り、たった今見た自然とは全く違う光景でしたが、それでも息を飲むほど素晴らしかったです。古い建物、淡い色、大きな木製の扉に、庭を囲む鉄のフェンス…一目見て、みんなこの町が大好きになりました。それは私たちがこの場所の心、ここに住む人々に会う前です。大学内に入り、そこで勉強する学生や勤務している人たちと会って、私たちは更に魔法にかけられたようでした。

そして演奏も魔法のようでした。誰もショーを終えてほしくありませんでした。しかし、その外観だけでなく、そのスタイルにも驚かされた、この美しい町バースを離れなくてはいけませんでした。私はブリストルに位置する西イングランド大学に向かうよう促しました。

バースは美しい場所ですが、渋滞がよく起こる道路はかなり発展が遅れています…でも私たちは時間通りに大学に到着できました。プラグをセットし、演奏し始めました。カーリングでカナダがイギリスと対戦していた時です–カナダが金メダルを取りました!ブリストルで演奏するカナダのバンドにとっては特別なバックグラウンドです…金メダルを逃したにも関わらず、大学の人々は私たちと一緒に共有した時間をとても喜んでくれました!ショーが終わってすぐ、ラジオインタビューもあると知ったので、急いで向かいました!上の階に行き、インタビュアーに会って(2008年からバンドのファンだったそうです)素晴らしい時間を過ごしました。歌詞や音楽へのバンドのインスピレーションについてや、信じる心と希望について、そしてバンドの今後の予定も!ブリストルにてライブをするためにすぐに戻ってくると言いながら、インタビュアーとカメラマンに別れを告げました。

そしてBradley Stoke FMステーションへのラジオインタビューへと向かいました。完全に疲れきっていました。アレックスは風邪気味で、喉の嗄れが深刻になってきていました。でも、このラジオ局のヒストリーについて聞いたのです。自分たちの好きな音楽や、意味深い音楽をシェア出来る場所をつくるという夢を叶えるために、音響機材などをあちこちから探してきて、ずっと昔に、土台からこのラジオ局をつくりあげたという話を…。特別な方法でコミュニティに貢献し、同時に音楽を通して彼ら自身を表現する場所をつくりあげました。

ホテルに戻ってきた私たちはSFGのライブストリーミングを観ました。SFジャイアンツがバッティング練習を公開しているスコッツデールからの生中継でした!こうしてCoffee House Sessionsの第一周目が終わったのです…週末に休みをとったと考えたかもしれませんね…でも、私たちは週末に多くの様々な機会を与えられたのです。私たちの目の前にどんな瞬間が紐解かれるかが楽しみでなりません!

– Stephanie

そして壁は崩れた…

Written by Your Favorite Enemies. Posted in From Upper Room To Higher Sky Tour

今日の目覚めは、私たちにとって早朝でした…午前5時過ぎにベッドにいった人がいることを考えると、特にです。ツアー2日目の夜、もう既に長くて心地良い、深い眠りにさよならです!待って下さい…そんなの経験したことありましたっけ? 😉 きっとそれがツアー中の生活、特にYFEの生活なんだと思います!

ジェフはミーティングに行きました。ミス・イザベルとムースは食料調達のためスーパーに、セフとベンは今夜のライヴのためにギターなどの機材チェック、そしてアレックスはヴォーカルエクササイズを続け、皆さんとやり取りをしていました!多くの人が最近アレックスが書いたブログについてメッセージを送ったようです。(未発表曲の歌詞を初めて公開したブログ!曲も歌詞もとても崇高です!まだブログを読んでいない人はこちら!)

朝は知らぬ間に去っていきました!もう既に、車に荷物を運び入れる時間となり、私たちは今夜ライヴするMorrison’s Irish Pubへと向かいました!午後1時にサウンドチェックをする予定だったのですが、少し遅くなったので…コーヒーを飲みにいくことにしました!お昼時に9人もの客をコーヒーのみで入れてくれるお店を探すという無謀な試みのあと、Morrison’sのラウンジセクションに戻ることにしました。私たちは1カ所あったクールなセクションに座り、色々なことについて話しました…ジェフのいびき(他の人もですが、ジェフはこのカテゴリーの中でも最強です)、ムースのシャンプー(彼の部屋に飾ってあります!クレイジーです!)そして、セフであるセフ。彼のいないツアーは全く違うものになっていたでしょう…ある意味、彼が6本目のギターを持って来なかったことに感謝します…ギターケースのトラブルが避けられましたし、何よりもセフほど面白くありません!

ようやくサウンドチェックの時間!全ての機材を運び入れましたー簡単!今回はアンプを運ぶ必要なしです!でも、その後は全てをステージにフィットさせる必要がありました…手強い!何もなくてもステージは小さいんです…そこに、ドラム、アンプ、フットボード(ステージの半分を占めるセフの宇宙船)、キーボード、そして6人のメンバー…彼らの足下のスペースを見て下さい!でも、なんとか全てをフィットさせることができました…そしてこのライヴはとってもパンクロックになると確信しました!小さな場所かもしれませんが、今夜は絶対に、壁が崩れること間違いなしです!

そしてオーナーと話しました。彼はアイリッシュ系で、驚くべきことに完璧なフランス語を話しました!今夜のセットは30分だけの予定だったので、延長ができるか聞きました。粘った結果、“良い演奏だったら延長しよう。じゃなかったら、サウンドを消すぞ!”

そして家へ帰り、午後4時半頃、軽食をとり、新しくリリースされたブログを読みました!そう、ツアーに新しい習慣が加わったようです!これはとても特別な瞬間を生みます。そして異なるレベルで、分かち合うことができます…普段そうしないからではなく、会話の良い閃きになると言いましょう 😉 私たち全員が短い昼寝をしました。責めるべきは、ここ数日の睡眠不足です!

昼寝から起き、私たちはリビング/ベッド/ダイニングルームに集まって、Morrison’sでのライヴのセットリストについて話しました!ようやく以下の曲に決まりました:

– Lantern Lights
– Where Did We Lose Each Other
– Would You Believe
– Open Your Eyes
– 1-2-3 (One Step Away)

アコースティックギターでの短いリハーサルをし、アパートを出る直前もライヴのムードを高めました!

そして車に乗り、カンヌの中心街まで、15分。ライブハウスの前まで運転し、中だけでなく外までも人が溢れているのを見ました。それで緊張が高まった人もいましたが、私自身は更にワクワクしました…結局、YFEのフォトグラファーの前に、ファンなんですね 😉

ライヴハウスの近くに車を停め、すぐに準備の時間です。今夜ライヴをする場所はパブだったので、バックステージなどなかったのです。車の後ろにアレックスが座り曲を聴きながら歌う中、ミス・イザベルがヴォーカルエクササイズをし、ムースがとても特別な方法で手を叩いていました。(正直、見ていてすごく面白いエクササイズなんですが、これが大きな違いを生むのです…でも彼しか教えられません!)

そうしてライヴの時間です!転換(前のバンドから次に移るための切り替え)は、簡単なタスクではありませんでした!バンドの音楽機材がステージの真横にあったとしても、人が多すぎて歩くのも難しいくらいだったんです…セフの巨大な宇宙船であるフットボードを想像して下さい… 😉 そうしてステージへの準備が完了し…ショータイムです!

何というライヴだったんでしょうか!オープニングを飾ったのは、Lantern Lights…ドラムの音からシンプルに始まりました。とっても大きなドラムの音だったんです!この曲で経験するものを説明するのは難しいです…朗読から始まり、そして叫び、突然メロディーにシフトして、魂を鷲掴みにされます。そして、今まで感じたこともないような緊急的な感情とともにエピックなリズムへと変化していきます…残りのショーですか?まぁ、アレックスは1曲目で誰かの肩に乗り、2度部屋全体を回り、バーから観客へとジャンプし(可能だったかもしれませんが、今回は2階のバルコニーからじゃありませんでした!)そしてドラムがバーの上に置かれ、ムースがプレイし、アレックスがベースドラムの上に乗って歌い、バンドメンバー全員が観客の中にいた…と言いましょう。今夜こんなことが起きるなんて、誰も予想していなかったと思います。でもみんなが参加し、瞬間を抱きしめ、更に壮大なものにしてくれました。何時間も運転して私たちに会いに来てくれた長年の友人たち、ずっとやりとりを続けて来て、ようやく初めて会えた人たち、この夜バンドを知った人たち…ライヴがかなりパンクロックだったと分かっていました。一生忘れないだろうことも。ライヴハウスで演奏している時に壁が崩れ落ちただろうことも…今夜までに、この壁がどんなものだったか、知らないだけなのです。今やその壁が崩れ落ち、全てが新しい視点で築き上げられます。それが最も楽しみな部分。だって、そこにもう限界はないということだから。だって、信じる限り、全てが可能だということだから!

今夜の演奏枠は30分の予定でした。私たちは70分演奏しました。そんなに悪くなかったということだと思います… 😉 そして最後にオーナーは、もう5曲くらいやっても良かったのにと言いました。大歓迎だったと。13年間この仕事をしてきて、毎晩ショーがある中、このようなライヴは見たことがないと言っていました…そして最後に、午前2時半頃、パブを追い出されました。お店を閉める予定時刻の1時間半後でした。

今は午前6時です。お休みなさいの時間だと思います…

ヨーロッパツアー最後のライブ

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Youthful Dreams Of An Old Empire Tour

昨日パリでヨーロッパツアー最後のライブをしました。このライブはちょっとしたサプライズでした。ライブの数日前まで秘密にされていたのです…イギリスでのプロモツアーが正式に決まったとき、フランスにも立ち寄りたいと強く思いました。そして、バンドメンバーにとって一度だけでは足りなかったので、パリでの2回目のライブのチャンスを与えられたときは、すぐさま承諾しました!

このツアー中、パリでライブをすることは私たち全員にとってとても感慨深いものがありました…最初のライブで多くの人と感情を分かち合い、その後来ることを楽しみにさせる、新しい絆を発展させたのです…そうして2回目であり、最後のライブもあっという間に過ぎていきました!

私たちは全員体力的に疲れていましたが、心はとっても元気でした。でもバンドメンバーは全員体調を崩し始めていました―アレックスの声はほとんど出なくなっています!!でもライブがとっても楽しみだったので、疲れや体調の悪さは特に問題とはなりませんでした。

そして最高のライブを行いました。それは真実で、本物で、とても感情的でした。数日前のライブを見に来ていた人もいれば、初めての人もいました。ステージ上のバンドメンバーからフロアにいる人々全員が、最高だと感じたと思います。本当に言葉を超えた瞬間でした…このような瞬間は私たち全員にとって大切な思い出となりました…ロンドンへの帰り道、そして今日またみんなと集まったとき、私たちはあなたのことについて話していたのです。ライブについてではなく、あなたについて。皆さんがどれだけ私たちに影響を与え、勇気づけてくれたかについて。

そして自分自身に約束をしました-きっとまたすぐに戻ってくると。

-ステファニー

ベルリン MAGNET CLUB… ただいま!!

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今日はMagnet Clubでのライブでした…イギリスのプロモツアーを計画したとき、バンドメンバーにとって、もう2つの場所に戻ることは必要不可欠でした。イギリスプロモツアーをヨーロッパプロモツアーにしたのです!その2つの場所というのが、パリとベルリンでした。この2つの町に戻らずに、ヨーロッパへと戻るなんてできませんでした…

6年前のベルリンでの思い出、人々と分かち合った瞬間の思い出で、私たちの頭はいっぱいでした。でも分かっていたのです。今夜はまた別の瞬間であり、今夜来てくれる人々と一緒につくられる瞬間なのだと。そして、まさにそうでした。

ステージからフロアへ、本当に驚くべきものでした。人々は歌い…踊り…ヘッドバンギングをし…それぞれの方法で音楽を体験しましたが、みんなが一つになっていました。互いの違いに関わらず、否定できない交流がそこにはあったのです…そうしてライブは再び観客の中で終わりを迎えました!そうせずにはいられなかったんだと思います―バンドメンバーは出来る限り人々に近づいたのです…!笑 今夜はシンプルに“交流”でした。素晴らしかったです!

後は写真に語らせたいと思います…:)

-ステファニー

Paris… Je t’aime!

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Youthful Dreams Of An Old Empire Tour

今日私達はパリジャンになりました。朝食にクロワッサンとチョコレートパンとコーヒーをとりました。でも北米の要素も少しキープしましたよ。そう、スターバックスです。

皆さんはあることを理解しなければいけません。毎回ホテルに泊まったり、ライブをするとき、私は周辺に何があるかを見なければいけないのです。写真撮影が出来そうな場所、食べるところ、サウンドチェックやライブの合間にゆっくりできる場所など…でも一番最初に私が探すのはスターバックスです!なので、迷うことはありません。毎回立ち寄るのが義務なんです!そして正直言って、スターバックスのドリンクのサイズが世界共通であることに改めて喜びを感じました…

最後の写真を見てください…スターバックスのトールサイズ(真ん中のサイズ)…それに続いてフランスのx-largeとlargeサイズ…そうです。私たちのコーヒーへの欲求が全く満たされないのが分かりますよね…!!笑

そして私たちはライブハウスへと向かいました―車に乗った時まさに、パリジャンへとなったのです。私たちは他の車にむかってクラクションを鳴らしました。特に理由はありません。みんなのマネをしたのです。私たちはとーっても丁寧に車を止めました。そう、パリでの運転の評判に従ったのです:) 20分で着くはずが1時間半かかりました…明日のベルリンへのドライブがどうなるのか、本当に心配になってきました(実際には明日というより、あと数時間後です…)

サウンドチェックをして、そしてライブです。ライブは最高でした!イギリスでの毎回30分だけのライブを見続けてきた後の、パリでの2時間半のライブは最高に良く感じました…何て素晴らしいライブだったんでしょうか!!!本当に特別でした。始めから、終わりまで…曲は次々と流れ、ステージから会場の後ろまで旅をし、そこにいた全員が歌いました…:) バンドはライブを終え、そしていつもの要求に答えて戻ってきました!!2曲プレイし、最後は床で、みんなの真ん中で終わりました。エレキギター、ベース、ドラムキット…人々はムースのドラムスティックで一緒にプレイしました(ある人は壊れたスティックで怪我をしてしまいました―すみません、David。すぐに目が良くなりますように!!!!)

そうして私たちのファン、友人、ファミリーに会う時間となりました…彼らはとても長い間待っていてくれたのですが、再び会えて本当にうれしそうでした!!!私たちはライブハウスを追い出されたので、建物の中にあるレストランに行きました…でもすぐにレストランも追い出されました…しかし、そのまま終わりにはできなかったんです…南フランスから北の方に、何時間もかけて私たちに会いに来てくれた人たちがいるんです。オランダ、ベルギーやイギリスから来てくれた人たちもいたのです…皆さん本当に素晴らしい人たちばかりでした!

今夜は最高でした。これ以上良いフランスへのカムバックはありません…そうしてまたすぐに戻ってきますよ…5月29日に…私たちはまたパリのLe Sentier des Hallesでライブをします…無料ライブです…皆さん是非来てくださいね!すぐに詳細をお知らせします!!!!

-ステファニー