"考えるのを止めろ"

セフ:”アレックスは俺に考えるのを止めろって言ったんだ。この曲はどんな枠組みからも自由になることについてなんだからって”

ストーリーブック”A Story About Between Illness and Migration”、79ページ、各曲インタビューより引用。楽曲「Underneath a Blooming Skylight」について。
 

Your Favorite Enemies初の本、限定インタビューより抜粋;

“俺は、このストーリーラインへの音楽をどう考えてるのかアレックスに尋ね続けたんだ。けど、音楽はストーリー自体の中にあるんだから、俺らはただそれを明らかにする必要があるんだって言い続けた。アレックスは俺に言ったんだ:”考えるのを止めろ。この曲は枠組みについてでも、構成についてでもない。そういうものから自由になることについてなんだ”って。ある時、自分のマイクを離れてムースの方に向かうアレックスを見た。ムースもまた、俺たちと同じように、完全にこのコンセプトに困惑していて、ドラムのグルーヴを見つけ出そうとしていたんだ。アレックスはムースの前で踊り始めた。”肩の力を抜きなよ、ムース。ただ雰囲気を感じて身を任せるんだ”って言ってね。俺はその瞬間の素晴らしい本質に驚いていた。そして、どうかアレックスが俺たちに踊れって言いませんようにって祈ってたよ!けど、アレックスはシンプルに踊り続け、それで俺はある瞬間、自分がどれだけ心の中で身動きが取れなくなっていたか、俺自身のフォームと構成にどれだけ縛られていたかに気づいたんだ。あれは、おかしな、けど同時に美しい瞬間だったよ。”

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