David Bowie

Written by Your Favorite Enemies. Posted in ニュース

Alex が、デヴィッド・ボウイの訃報を聞き、彼との思い出を話してくれた

この休暇中、僕は Your Favorite Enemies (YFE) のソーシャルネットワークにあまりログインしていなかった。バッテリーをリチャージして、少しでも頭をリフレッシュしようと思ってね。でも David Bowie の訃報を聞き、アーティスト・ボウイへの僕の深い賞賛をシェアしたいと思っただけでなく、彼がどれだけ紳士的だったかをシェアしたいと思ったんだ。僕はパリで彼に会ったことがあるんだ。人に溢れたPalais Omnisports de Paris Bercy(今のAccorHotels Arena)で、彼が素晴らしいコンサートをしたあとの、バックステージでね…

僕は、ボウイもファンであり、その夜にOAを務めたアメリカンバンド The Dandy Warholsに招待されていた。僕にとって偉大な人であるボウイ、僕がペンを手に取り言葉を書くきっかけとなった人のプライベートスペースにいることは、本当に夢みたいだった。彼と写真は撮らなかったよ。iPhoneが誕生する前だったからね。2003年のことだ。随分昔さ。だけど、あの夜のことは今でも鮮明に覚えてる。数日前、この瞬間のことを、ボウイの素晴らしいニューアルバムBlackstarを聴きながら、Jeffに話していたんだ。今は2016年で、13年も経っているけど、まるで昨日のことのように感じたよ。まるでバックステージで彼を見ているかのように、モニュメントになるのはどんな感じなのだろう、世界を変えた男、自身の権利においての天才になるのは、どんな感じなのだろうと思いながら。ボウイはとても落ち着いていて、クールで、笑顔に溢れ、誰にでも優しく、周りにいる人たちを包み込むように輝いていた。彼にとっては、誰もが大事な人のようだった。たとえ、ほんの数秒握手をしただけでも。それは見ていてとても力強かったよ。彼の壮大な作品よりも偉大な人間だった。

そして今日、2003年10月20日の夜について考えながら、デイビッド・ボウイが残したものは、その驚くべき革命的なアートや世界を変える文化的作品以上のものだと気付いたんだ。彼が残したものは、モニュメント、世界を変える者、自らの権利においての天才というのは、自分自身でいること、自分自身や共有したいことに忠実であることだという考えだ。残りはただのイメージや幻想、偽物さ…エンターテイメントだよ。デイビッド・ボウイはありのままの自分で、全てを再定義した。どうやら、皆にも同じことをするよう招待してるみたいだね。本来の自分に基づき、自分の方法で確かなものにする。

安らかに眠って下さい、デイビッド。僕らが理解できる以上に、あなたは多くのことをしてくれた。

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