大義のためのロック

Written by Your Favorite Enemies. Posted in カテゴリーなし

バンドの夏は前もって決められていました。2014年の後半、その年が終わるだいぶ前から、翌年の夏に出演するフェスティバルはもう既に決まっていたんです。フェスティバルというのは、そうなんです。だいぶ前にもう出演バンドは決まっていますが、公式発表があるまで黙っていなければいけません。 ここ3年ほどツアーばかりしてきたYour Favorite Enemiesのバンドメンバーは、少し家で時間を過ごしたいと思いました。それと、今後のプロジェクトに時間を費やすために。はじめは、3つのフェスティバルしか予定に入っていませんでした。そして、“Rock Fest pour la Santé Mentale”(メンタルヘルスのためのロックフェス)は、その中には入っていなかったのです。でも、オーガナイザーであるロジャーとステファニーがバンドをフェスティバルに招待し、その意味について説明してくれた時に、「ノー」とは言えませんでした。スケジュール的には少しクレイジーで、あまり理に敵ってはいませんでしたが、どうしても参加しなければいけなかったんです。メンタルヘルスは、理由は違えど、私たち全員の心に近いものでした。そして何となく、鬱や不安神経症、心的外傷後ストレス障害、摂食障害のために、未だに社会から疎外されている人々が多くいることに恥を感じています。メンタルヘルスに悩む人々は、私たちの周り、いたるところにいます。そして、いつだって、音楽が人を繋ぐ架け橋となり、互いの間にある壁を越え、自らが科した限界を壊すことができると信じてきました。

楽しみな気持ちをいっぱいに、ドラモンビル(バンドの活動拠点)から車で2時間かかる、エピファニーという街へ向かいました。会場は質素で、太陽が沈み始めた時の明かりは薄暗く、けれど大音量の音楽と、人々の笑いに満ちていました。到着した途端に家族を感じられる場所。私はこんな感覚になりました:キャンプファイヤーの周りに集まって、トウモロコシを丸々一本食べるような、アウトドアでの家族の集まり。でも今回、人を集めたのは家族の繋がりではありませんでした。家族である必要はありませんでした。今回、人を集めたのは音楽。そして、自分たち自身の行動から、この世界で何かが変わったら、という希望でした。

そしていよいよ、Your Favorite Enemiesがステージに。興奮に包まれた観客の歓声によって迎えられました。コンサートは90分続きました。素晴らしい90分でした。意味深くて、パワフル。どのYFEのコンサートもそうだと言えるでしょう。でも今夜は、いつもより少し特別だったんです。説明しにくいですが、コンサートが始まる前から、みんなが抱いていた望みが、さらに強くなって、1曲目から溢れた感じでしょうか。人はみんなジャンプして、アレックスは小さな男の子をステージへと上げ、最後にドラムセットを解体してフロアへと投げ、観客の真ん中でドラムを叩いたとき、オーガナイザーの一人が混ざり、クラウドサーフィンしました。コンサートは拍手の嵐とアンコールの叫びの中、終わりました。再びステージへと上がる代わりに、典型的なYFEのアンコールを行いました:コンサートのあとに来てくれた人たちと話をすること!バンドメンバーは写真を撮り、アルバムやTシャツにサインをし、多くの人と話して、話して、話しました!コンサートが終わったのは11:30pmでしたが、会場をあとにしたのは2am過ぎでした。

家に着いたのは4:30am頃。でも何となく、たとえ家に着くまでが長く感じたとしても、すぐには眠れませんでした。まだ、みんなのテンションが高かったんです!この瞬間を素晴らしいものにしてくれて、終わることのない夜にしてくれて、どうもありがとうございました!

次回、8月27日に行われるドラモンビルでのFestival de la Poutineで会いましょう!まだチケットを持っていない人は、ここからどうぞ!

– Stephanie

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