ジョン・アグネロから見た『Between Illness And Migration』

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

自身の家でありスタジオでもある教会にてニューアルバム『Between Illness And Migration』のレコーディングを終えたYour Favorite Enemiesは、ジョン・アグネロにアルバムをミックスしてもらうためニューヨークへと向かいました。今まで全てを自分たちで行って来た彼らにとって、一緒に働く人を選ぶことは、とても重要なことでした。そして彼らの選択は、疑うことなくはじめからジョンに決まっていたのです。バンドの音に異なる視点をもたらし、バンドにとって大切で、彼らの特徴とも言えるダイナミックさを与えてくれると確信していたからです。ギターやキーボードなど多くのレイヤーがあることで、曲自体が旅となり、その冒険は同時に困難でもありました!しかし、それでもなお、素晴らしい旅だったようです。このビデオで、ジョンの視点やアルバム『Between Illness And Migration』への印象について見てみて下さい。

-ステファニー

The spirit behind the words

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

10月28日のBla Bla Bla:ライブショーで、Your Favorite Enemies はバンド初のレコードを発表しました。彼らの最新アルバム”Vague Souvenir”の2つ目の顔となったレコードは、”Some Kind Of Sacred Whisper”と名付けられました。これはオリジナルのアルバムとは内容が少し異なります。このレコードは、今日も続くバンドメンバーにとっての”Vague Souvenirの旅の、また別のステップへと足を踏み入れたものです!

Aサイドには、”Vague Souvenir”に登場するバンドのオリジナル曲、”If You’re Passing By”、”Sketching Dreams”、そして “Old Noisy Friend”、更にレコード版限定として、未発表曲”From The Grave”が収録されています。

Bサイドには、”Vague Souvenir”に登場するフランス語の詩の曲が入っており、こちらは5曲目”Au Nom Du Ciel”が新たに加わっています。この5番目の詩は、ある意味で、”Vague Souvenir”の詩の曲たちを完全なものにするものです。このインタビューの中で、アレックスにとってのこの詩がどんなものであるか、そして作詞のプロセスについて教えてくれています。私たちを彼の親密な世界に連れて行き、彼が紡ぎ出した言葉の旅に連れて行ってくれています。

−ステファニー

Vague Souvenir

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

広い部屋、メンバーがいつも近づく方法を見つける場所…それがYour Favorite Enemiesにとっての、“大広間”です。

アレックスがその部屋を少し案内してくれます。そしてメンバーは音楽を作る時の精神について話し始めます…集まったその小さな空間がどれだけ大事か、どれだけ意味のあるものかについて…何となく、彼らが持つ友情を物語っているように思います…儚さの暗示と共にある、とても近い存在…

音楽はただ言葉と音譜を一緒にしただけのものではありません…そこには魂があります…

Vague Souvenirが作られたその雰囲気を少し覗いてみて下さい!

Back to the Basics

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

Your Favorite Enemiesは6人のバンドで、それぞれバンドの音色に欠かせない役割があります。曲の音自体よりも曲の精神の方が大事なんだと、何度聞いたことでしょうか…でも、同じ気分や感情を伝えるためには、音は不可欠なものです。音と感情を切り離すことはできません…なので、音を通して感情が表される時、制限があってはいけないんです。プレイは音に影響し、感情にも影響します。弾いている人間の感情は音に影響を与えるのです…終わりのない輪…しかし、その輪はYour Favorite Enemiesが限界を越えたものを求め、楽しさを生む場所なのです。

このChaos&Communionのエピソードの中で、ベンはベースを弾くこと、彼が使用している機材について話してくれています。

The Spirit Of The Song

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

私はニューアルバム制作がスタートした時からYour Favorite Enemiesと一緒にスタジオに入るという特権に恵まれているの…この神聖な場所に足を踏み入れた瞬間から、私は“ゴースト”になったわ…私の役目は一言も言葉を発することなく、その場の状況を観察すること…私の目の前で開花する素晴らしい瞬間を目撃することを、とても光栄に感じているし、それを皆と分かち合うことができてより一層嬉しく思うわ。

私がスタジオ内で何度も何度もコンスタントに聞いている言葉、それは“曲の精神”がどんなに大事かってこと…音についてではなく、メロディーについてでもない、精神についてなの…このメロディーが本当に、この曲を通して生きたものを伝えているだろうか?スタジオにいる時に分かち合った感情を、これらは本当に伝え合っているだろうか?

彼らが持つギターの数、おもちゃのようにプレイするエフェクターの数、異なるアンプやそれらと使って作られるコンビネーション…それは音をアレンジする以上のことよ…言葉で伝えられないことを伝えるための音、それが歌詞を支え、あなたへと運ばれるわ…そしてだからこそ、彼らにとって、細かな詳細がとても大事なの…だからこそ、他の人が気がつかないような小さなことのためにスタジオで多くの時間を過ごしているの…そしてそれが大きな違いを生むのよ…だからこそ全ての音が大事なの…

-ステファニー

A View From Within

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

“今まで触れる勇気がなかったものに触れなきゃいけないんだ…汚れる必要があるんだよ…残りは音楽がやってくれる…”
 
Your Favorite Enemiesにとって、スタジオは全てが可能な場所、ドアの前で余分なものは全て置いて、まっさらな自分になって入る必要のある場所なんだ。これこそ彼らがまさに安全ネットなしで、ワイヤーの上を歩いている場所であり、彼らのつくり出し、奏でる音に毎回チャレンジする場所なんだよ…だからこそ完璧ではないけれど、本物で真実なんだ。
 
これはバンドが取り組んでいる新曲”A View From Within”の一部と、それについてのスタジオでのディスカッションだよ…ありのままの瞬間…
 

“もしも汚れなきゃいけなくて、暗闇を形にしないといけないんだとしたら、やろうよ…だって暗闇を否定することは、光の力も否定しているのと一緒だよ” 

−マット“ビッグバード”

Underneath

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

約束したように、Chaos&Communionは君がYour Favorite Enemiesの世界に入ることが出来る特別な場所だよ…Your Favorite Enemiesによる新曲”Underneath A Stretching Skyline”の一部分を聴いてね!リハーサル環境や、教会スタジオを覗いて、音楽で君の心を喜ばせてあげて!

メンバーが予想していなかった瞬間…とてもリアルでありのままの姿…全てが瞬間についてだよ!

前回のBla Bla Bla:ライブショーでバンドは曲について、その意味やタイトルについて少しだけ話したんだ…それも見逃さないでね;)

マット“ビッグバード”

Unfolding The Wonders Of Life In A Thousandfold.

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

人生の奇跡をより素晴らしく紐解く
By アレックス 

Bla Bla Bla:ライブショーのセットでアコースティックソングを生演奏することに僕はとてもワクワクしていたんだ…僕はWoody Guthrie、Phil OchsそしてJack Elliottに魅了された、献身的なファンなんだよ…だから、人々との距離が近いセットで演奏できることや根本的なアプローチができることは、僕にとって恵みなんだ…特に、人工的な自意識や抑制されたロックスターの偽りから自由になって、感情が沸き上がるような瞬間になるって知っていたからね…  

作詞家として、フォークソングが心の革命を願う囁きに与える意味深いインパクトについて、ずっと驚いていたんだ…言葉の力強いエッセンスが、その言葉自体の不思議を紐解かせ、優しく癒すようにその秘密を開花させるんだ…それはどんな願いや夢をも、希望に満ちた現実へと変えるのに十分なインパクトなんだよ…僕らの野望や、自己疎外、そして幻想の手かせから魂を解放するのに十分なインパクトなんだ…最も深い言葉を具現化した人に光を与え導く、自由という購いの達成を…僕はそれを描写することも、説明することもできない…説明は上手くできないけど、その本質は目に見えない何かに触れたという感覚を残すっていうことは分かってる…  

AA Bondyの曲をやろうって決めたのはとても直感的なものだったんだ…僕は彼の素晴らしいアルバム”American Hearts”を聴いたときからBondyのファンなんだけど…購いと救いに対する僕の個人的な旅に備わる象徴的なイメージを物思いに耽って考えていた時、僕が”The Mightiest Of Guns”の歌詞についてどれだけ瞑想的に思いを巡らせていたかを思い出したんだ…この歌詞は、僕ら自身の人生の息吹を、曲の中に吹きかけようという決断への道を敷いたんだ。その新しい精神を僕らの愛する人々と分かち合うためにね。   

そして本当の瞬間は僕らが定義するものじゃないって思い出させてくれた。僕はBla Bla Bla:ライブショーの数日前に風邪を引いたんだ…高い熱が出て、喉も痛かったから食べ物や飲み物を飲み込むのも難しかったんだ…だからリハーサルをするのは不可能だったし、楽しみにしていた生演奏も、もしかしたら出来ないかもって思い始めたんだ…ショーのセットに僕が行くことも“要検討”の事項に入ってて、皆に心配かけちゃったんだ…でも何となく、僕はシンプルに身を任せ、瞬間を生きることにしたんだ。それは皆の心に平和で穏やかな風が吹いたようだった…そしてそれは僕自身の決断へも導いたんだ。寝苦しい夜を過ごしたとしてもBla Bla Blaのセットに行くこと。そしてそれだけではなく、生演奏をして、その瞬間をありのままに抱きしめるということ…そして、人生の奇跡がより素晴らしいものとなって紐解かれたんだよ…

アレックス

“The Mightiest Of Guns – 無料ダウンロード

The preparation beneath “The Mightiest Of Guns” performance

Written by Your Favorite Enemies. Posted in Chaos & Communion

Your Favorite Enemiesを”The Mightiest Of Guns”のパフォーマンスへと導いた、その“カーテンの裏側”的な考えを見てね!スタジオBでリハーサル中のバンドが、曲への感情移入がいかに大事か、そしてパフォーマンスに基づいて曲を最高のものにしたいと思う野望から自由になることについて分かち合っているよ。

バンドメンバーがドラマチックに曲の新しい魂を現実のものとして表す姿を見て、生演奏の雰囲気を感じて、瞬間を生きて、曲を生演奏した直後の個人的な考えや気持ちを確かめているメンバーの話を聞いてね!

これは自我からの解放の素晴らしい証、瞬間を本当に生きるための準備段階の気持ちなんだ。皆それぞれの目の前で、瞬間それ自体が紐解かれるんだよ…人生が人生を創るんだ。

-マット“ビッグバード”